貴方がいたから Part8 (ページ50)

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ここちゃんだいぶ素直になってきたね。良かった

ここ『パパ……ギュッ。なでなでちて？安心したい…泣。』

たい『いいよ。なでなでしてるから安心してね？おやすみ。大丈夫だよ。ずっとギュッしてるからね』

ここ『ん…泣。おやしゅみ……泣』

ここちゃん大丈夫。安心してね。ずっと守ってあげるからね。パパのこと信じてね！

たい『おやすみ、ここちゃん。』

俺の服も手も全部ギュッってして寝てるここちゃん。小さすぎる心でいっぱい我慢させてしまった。ごめんね。パパちゃんとできてなかったね。でも話してくれたしこれからはパパが守ってあげる。ここちゃんの寝顔久しぶりに見たなぁ。たくさん泣いちゃったし疲れただろうからゆっくり寝かせてあげよう。俺も少し寝ようかな。パパと娘こうしてゆっくりできるのもいいもんだね。

少し寝てると感じた違和感。ん？なんか泣いてる？ここちゃん。起こそう

たい『ここちゃんー？大丈夫だよ？どうしたぁ？パパいるよ？寂しくなっちゃった？』

ここ『……んっ泣』

たい『ここちゃん～ゆっくり起きてごらん？パパいるよ？』

ここ『ん。ん…泣。…パパ……ん…苦しいっ…』

ゆっくり起きてきてくれたかな。苦しくなっちゃったかぁ

たい『苦しいなっちゃったね。大丈夫、パパの声だけ聞いてゆっくり呼吸してごらん？』

ここ『…んっ。パパ……ギュッ……泣。こあい…泣』

たい『よしよし、パパはギュッするね。怖い？何が怖かった？ゆっくり呼吸も落ち着いてきたね？大丈夫。パパはヒーローだからパパは怖いものないよ』

ここ『…パパ……泣。ちょっと息しずらい…けど…らいじょーぶ。パパ……いたぁ泣。ここのこと…パパ…パパ…バイバイってしたの。いらないってしたの。それがこあかったの。パパ…嫌ってちたの。パパ…いやってちないのよね？』

たい『不安になっちゃったね。大丈夫。パパはいやってしないバイバイもしないよ。大好きな娘を離すわけないでしょ。もう少しこうしてギュッしてようね。そしたらご飯食べような？ソレからまたゆっくりしよう？』

ここ『うん……泣。パパ…離れないでね？パパとご飯食べる。パパのご飯好き。でもまだギュッしてるの』

たい『パパはずっとギュッしてる離れないよ。ご飯作ってる時もギュッしてていいからね！好きなだけギュッしてようね。苦しくなっちゃったしゆっくり落ち着いてからね』

ここちゃん、大丈夫。安心して

ここ『うん……パパ…たしゅけて』

やっと言えた言葉