貴方がいたから Part8 (ページ5)

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たぁくん / 愛沙 side

たぁ『ここ、ちゃんと俺の匂いついてる？くまちゃん。俺の匂いあると安心するでしょ？どう？大丈夫？』

ここ『たぁくんの匂いついてるよぉ？だから安心してる』

たぁ『良かった。大丈夫？横尾さんからも藤ヶ谷さんからも聞いてるけどさ？ここ、ひとりじゃないからね。大丈夫。俺もずっとここが嫌って言わない限り離れないから。まぁここが嫌って言っても俺は離れないけどね！』

ここ『うん。わかんなぁいっ。ここね、ずっと1人って思っちゃうの。わかっててもこあいの。ここ、たぁくんのこと嫌なんて言わないもん。たぁくん居ないとここ、生きてる意味ないもん。ここ、たぁくんが全てだもん。……ここ…』

いっていいのかぁなぁ。

たぁ『怖いよな。大丈夫。ここのこと、1人には絶対にしないから。ふふ。俺もここが全てだよ。ん？なんか言いたかったんじゃないの？我慢しなくていいよ？言ってごらん』

ここ『……たぁくんと…ギュッしたぁいっ。逢いたい。にぃにでもいいけど、たぁくんがいい…でも…たぁくん仕事…だから…いいの。またすぐ逢えるもんね？たぁくんとお泊まりできるもんね？それまで、たぁくんの指輪とね、ネックレスとね、くまたん、ギュッしてる。寂しいもん』

たぁ『うんうん。もうすぐ逢えるよ。パパとママと家族の時間過ごせたらすぐ俺との時間になるから大丈夫。俺も逢いたいよ。でもこうしてテレビ電話出来ただけで俺は嬉しいよ、ちゃんと俺を選んでくれたのもね？』

ここ『…うん。LINEもしたけど、ここ、ママとパパの間に寝てもいい？ここ、今ね、こあいからね、一人でね、寝れないの。だからね、安心したいから。いい？たぁくん？』

たぁ『もちろんいいよ。家族なんだから好きなだけママとパパに甘えて？ギュッもなでなでもなんでもしてもらいな？泣く時は1人じゃなくて誰かと一緒にギュッしてもらいながら泣きな？安心するでしょ？』

ここ『…うん。ありがとう。たぁくん。…ここ、ママとパパとギュッして沢山甘える。寝れるかわかんないけど。』

たぁ『うん。沢山甘えてね？大丈夫。信じてあげてね。安心して寝な？』

ここ『…うん。頑張って寝る。』

たぁ『うん。あ。ごめんね、呼ばれちゃった。今日は大倉くんに沢山甘えてね？また連絡するからね？電話しよ？荒らして？夜中でもいつでも相手するからね！』

ここ『うん。頑張ってね。ありがと。』

ただくん/ 愛沙 side

二階堂とはこんな感じね。安心できたみたい。

良かった。