貴方がいたから Part8

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なんでこんなに不安で怖くて泣きたくなっているのか私にも分からない。でも甘えたくて甘えたくて仕方ない。学校のことは、ずっと考えてたのをおにぃにはいえなくてたぁくんにも言えなくてただくんには言えた。なんでだろうね

ここ『…にぃに…嫌にならない？甘えたら甘えすぎていやーってならない？離れない？甘えすぎて嫌になるなら…ここ…辞める…離れるの嫌だもん…』

ただ『嫌にならないよ。ここちゃんは甘えてくれた方が俺は安心だし安らぎかな。我慢されちゃう方が俺は怖いし心配になるからやめて欲しいかな。今のまんまでいて欲しいかな』

ここ『…うん。わかったぁ。』

ただ『偉いね。よしよし。ほら続きのご飯食べよ？たくさん食べてゆっくりしようね？』

ここ『うん。たべぅ。にぃにもちゃんと食べてね？』

ただ『ちゃんと食べるから安心して大丈夫！ね？』

ここちゃん、不安で離れちゃう夢を見たから余計だね。たくさん甘えて好きなようにしていいのにね！でもちゃんと、言葉にしないとわかんないからここちゃんはそれでいいんだよね！

2人でゆっくりご飯食べてここちゃんとゆっくりとした時を過ごした。宏光の話聞いたり、横尾さんと藤ヶ谷さんの話聞いたり、こうやって甘えて貰えてたら俺はそれでいいなぁって。

ここ『…にぃにぃ…』

目がとろーんとして、眠いのかなぁ

ただ『ん？眠くなっちゃった？』

ここ『…眠い…でも…こあい…でも寝たいの泣』

ただ『眠くなっちゃったね？大丈夫、くまちゃんいるでしょ？ギュッてしててね？にぃにぃはくまさんごとギュッてしてるよ？あ、にぃにぃの袖もギュッする？どうする？』

ここ『袖もギュッするぅ。ね、ね、にぃにぃの腕もちょうらい？袖じゃなくて腕ギュッってしたぁぃ…』

ただ『わかったいいよ？腕ギュッしててね？にぃにぃはずっとそばにいるからね？ちゃんと起こしてあげるから安心して！きっと次起きたら宏光帰ってくる時間』

ここ『…ぅん…はなぁれたぁら､にぃにぃ、いやらよぉ？…おやすみぃ』

ただ『おやすみ。大丈夫だからね？』

安心してねーでもごめんね？先に宏光と横尾さんに伝えさせてな？

ただ『お疲れ様、宏光。ここちゃんの本音聞けた。宏光には帰ってきてから言うからこれだけ言わせて？ここちゃん、学校辞めたいってそれで通信で行きたいって。人に会うのが怖いことも離れることも怖いって、誰が犯人かもわかってる。横尾さんと藤ヶ谷さんにも伝えてもらっておいていい？家族だけにの秘密』

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