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玉『ん、おつかれ〜〜
道迷わずに来れた?』
「え、あ、はい。地下くるだけだったので。」
玉『そうだよね〜(笑)
家の住所教えて?ナビ設定するから』
「…」
玉『ねえ、聞いてる?』
「え、ごめんなさい…。えっとなんでしたっけ?」
玉『Aちゃんなんかあったの?
俺さ、隠されるの好きじゃない。
ちゃんと話してほしい。
…やっぱ俺じゃダメなの?』
「…ダメとかじゃなくて。」
玉『じゃあなに?』
「私にとって玉ちゃん…玉森さんは
遠くて届かない存在なんです。
玉森さんはいつも誰かの大切な人なんです。
だから、こんな私になんて
玉森さんを奪うことはできません。」
玉『…もういいや。
とりあえず住所教えて。』
さっきのふわふわ感は消えて
呆れた感じの玉ちゃん。
こっちもミツの件と同様に気まずくなってしまった。
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作者名:恋 空 (こ あ) | 作成日時:2017年12月27日 23時