--間違っていても君を愛してる--part7

STORY☆242 ページ8

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最寄り駅からは…

タクシーで帰ろうかな♪

最寄り駅に到着して

階段をカツカツ下りていると

ガシッと肩を掴まれた。









あゆみ「っ…！？…和也…」









1番逢いたくない人に


会ってしまった。









和也「お前こんな時間に何してんねん？子供たちは？…まさか朝帰りちゃうやろーな！？」









あゆみ「ちょっ…離して！
そんなんちゃうし！友達と呑んでただけやから！せぃとむぅは実家にいる！…じゃ。」









和也「…友達なぁ？
酒飲まへんお前が？？そんなワンピース着て朝まで？ほぉー…」









あゆみ「…帰る」









和也「ちょ！待てや！
俺、話あんねん。翔がおったらお前と会わせてくれへんし、ちょっと話さへんか？」









……怖い。


でも…話し合わないといけないんだ。


太輔と一緒になりたいの。


この人と籍を抜かないと…









あゆみ「…仕事は？」









和也「…遅れて行く。
ちょ、待ってて？電話してくる」









…大丈夫、私。


カフェかどっかで話すだけ。


密室に行かなかったら大丈夫…









和也「…ほな、行こか」









あゆみ「…どこ行くの？」









和也「…どこがええ？ホテr…









あゆみ「そこのスタバ。」









和也「…冗談やんか…」









あゆみ「…話終わったらすぐ帰るから」









スタバに入り、

私はホワイトモカ…

和也はアイスコーヒーを注文した。









あゆみ「和也…あんな、私…」









和也「別れたいんやろ？」









…正直ビックリした。









あゆみ「…ぅん、ごめん…」









和也「…お前見てたら分かるて…
俺が悪かったとこあるしな。反省してる…でもお前の気持ちは変わらん。…そーやろ？」









あゆみ「…はぃ。離婚…して下さい…」









和也「…分かった。」









……なんだろ、この感じ。


こんなスムーズでいいの？？


なんの反論もなかった…


和也にも相手が出来たから？


モヤモヤするけど…


でも…離婚出来るんだ、私…









和也「…子供は俺が引き取る」









あゆみ「っ…！？えっ！？
今なんて？？何言ってんの！？そんなん無理や！絶対あかん！！あの子たちは絶対渡さへん！！」









和也「…仕事もしてへんお前が
どーやって育てていくねん！」









…そーきたか。


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