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うしろめたさと自戒の気持ち-1 ページ6

風麿と知り合いだなんて

嘘をついてしまった。

Aちゃんに嘘をついてしまった事、

じわじわと気持ちを蝕んでいく。

一息、すうっと吸い込む。


玉森「俺ね、事故にあったんだ…」


そう言って、前髪を上げて見せた。

驚いた顔のAちゃん。

そこには、まだ生々しく残る傷跡。


玉森「でね、色々打ち所とか悪くってさ…
で、まだ定期健診通ってんの」


こんな説明で何を察しろと

いうつもりでもなく。

自戒の念を込めて、

初めて傷跡を人に見せた。


A「そうだったんだ…
でも、病気じゃなくて事故だったんだね」


玉森「うん」


A「傷跡、見せてくれて…
ありがとうって、変だよね」


玉森「え?」

うしろめたさと自戒の気持ち-2→←勘違いから始まる嘘-4



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作者名:葵井あい | 作成日時:2019年4月17日 0時

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