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僕の好きなもの-1 ページ14

それからというもの、

俺はAちゃんとのLINEのやりとりで、

自分の好きな映画や本、

食べ物の話しをするようにした。

それに対していつもAちゃんは

興味を持つような返事をしてくれていた…

と思う。


俺は勇気はふりしぼって、

次の定期健診の帰りにAちゃんに、

ひとつのプレゼントをすることにした。

これは俺にとって大きな賭けでもあった。




そしてその日はやって来た。



玉森「Aちゃん」


A「裕太君、なんだか久しぶりだね…」



玉森「そだね…あ、
今日はちょっと渡したいものがあって…
お茶でもどうかな」


A「いいよ」



カフェに入って、小さめの箱を出す。


玉森「これ…Aちゃんにどうかなって」


A「香水?…うれしい。
あ、いい香り。うん好きな香りだよ」

僕の好きなもの-2→←The Pleasure Principle  上巻-4



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作者名:葵井あい | 作成日時:2019年4月17日 0時

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