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The Pleasure Principle 上巻-4 ページ13
北山「タマがさ、自分自身か風麿の記憶がどっちが
Aちゃんを好きなのかわからないならさ、
そのボール、一旦Aちゃんに投げてみれば？
でさ、Aちゃんに玉森裕太を好きになってもらえばいいんじゃない？」
玉森「ミツらしいっていうか…俺そんな自信ないんだけど」
北山「俺だって自信ないよ？
でもさ、なんもしないまんまだとなんも変わんない」
玉森「好きになってもらう…か」
北山「正確には、好きにさせるってことかな」
そう言っていつものようにミツは笑ってみせた。
俺にもそんなことが出来るだろうか…
風磨に負けたくない。
誰にも負けたくない。
負けず嫌いの俺になんだか火がついた気がした。
僕の好きなもの-1→←The Pleasure Principle 上巻-3
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作者名：葵井あい | 作成日時：2019年4月17日 0時
