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移植による副産物-4 ページ39

北山「タマ?大丈夫か?」

玉森「う…うん。
ちょっと、びっくりした…」

北山「肯定も否定もあるわけどさ、
もしこれが本当だとするならば、
スペイン語がわかるようになったことは
どう説明するんだろうなって、
否定派はそこには触れてない。
肯定派の意見のが興味はある…
と俺は思う…かな」

玉森「うん、そうだね。
根拠がないから否定はしているけど、
どうにも説明つかないことに関しては
触れてないね…
パソコンで調べてみる?」


≪細胞記憶 セルラーメモリー≫


と入力してみた。

が、思うような情報はなく

やっとみつけた物もどれも、

現代社会ではすべてがオカルトか、

寓話か、はたまたおとぎ話の扱いで、

完全に夢物語と考えられていた。


でも、僕には

さっき読んだ本の内容のほうが

なぜだか、すとんと、

心の真ん中奥底に

パズルのピースのようにはまったんだ…。



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作者名:葵井あい | 作成日時:2019年3月8日 2時

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