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「兄さん!!!」


宏光に襲い掛かっている太輔が


目に飛び込んできた。


その声に太輔が一瞬ひるんだ。


が、次の瞬間



ドンッ



と鈍い音がした。


Aは何が起きているのかわからずに


茫然と立ち尽くしていた。




赤い染みがみるみる床に広がり出した。


『A……』


太輔の向こうから宏光の苦しそうな声が聞こえる。


「宏…光…?」



ふらりと太輔の体がゆっくりと崩れ落ち


拳銃を握った宏光の姿が見えた。


Aは血を吐くほどの絶叫をあげた。


宏光の手から、血塗られた拳銃がゴトリと落ちた。

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作者名:葵井あい | 作成日時:2019年1月10日 7時

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