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宏光は、何度も戦場で死を見てきた。


親友の顔が砲弾で吹っ飛ぶのも、


自国の戦闘機が投下した爆弾で焼け死んだ親子も


だから、もうたえられなかった…。


宏光は、あの声に導かれるように


敵国の中に逃げ込んだ。


そこに「赤い丘」があるのかは知らなかったが。


戦争で、つぶれた街にも人々の生活はあった。


宏光の国の攻撃に脅えながらも人々はたくましく暮らしていた。


宏光は途中で服を盗み、軍服から着替えた。


自分はここでは敵国の兵士である。


そんな恰好で街を歩くわけにはいかない。


だが、もしものために、拳銃だけは隠し持っていた。

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葵井あい(プロフ) - AOIMIZUさん» ありがとうございます(;´д`)現代ではないのですが…読んで頂けるとありがたいですm(__)m (2019年2月17日 3時) (レス) id: 7c2696f152 (このIDを非表示/違反報告)
AOIMIZU(プロフ) - あまり見たことのない世界観ですね (2019年2月14日 1時) (レス) id: 15d60a7eea (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葵井あい | 作成日時:2019年1月10日 6時

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