検索窓
今日:12 hit、昨日:45 hit、合計:194 hit

EP.1 出会い ページ1

休みの日は外に出たくない……でも無いともっとめんどくさい。


凪は自分の食糧であるゼリーとレモンティーを買って店を出る。


すると__





『彼氏を待ってるんで』



「またまたー。断る為の口実でしょ?」




店を出てすぐの所でナンパ。女の方が『彼氏がいる』と言ってるのに男が諦めないらしい。



どのみち俺には関係ないし、そんな事を考えながら横を通り過ぎる。ふいに女の方を見れば視線がかち合ってしまった。




あ、ヤバい。




『信長!どこに行ってたのよ!』



俺に駆け寄り知らない男の名前を呼びながら腕を絡ませる女。




女の剣幕に思わず「ごめん」と零せば、それを見ていたナンパ男が「マジで男連れかよ!」って捨て台詞を吐きその場から姿を消した。






『ふぅー。合わせてくれてありがとう!』



「いや別に……」




手入れされた艶のある黒い髪とアーモンドアイから覗くグレーの瞳がミステリアスで、男がちょっかいかけたくなるのも頷けた。






「んじゃ」




早く家に帰ってゲームをしたかったから、そう残しその場を後にする。

















白いフワフワした癖毛にタレ目がちな丸い瞳。極め付けは可愛らしい顔なのに高身長。




『あの人タイプだった……名前聞けばよかったな』




私は人生で初めての一目惚れをしてしまったようだ。

EP.2 再開→



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まるこめみそ | 作成日時:2024年5月6日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。