【ジョジョ】最高の素材 (ページ12)

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チクリページ12

泉「あれくらいの子に恋してるなら別に良くないですか？年の差そんなに広くないっていうか…ねぇ露伴先生？…露伴先生？？」

泉は指した女の子を露伴が赤面で見ているところを2度見しまさかと思いその女の子も見た

泉「いやっ…えっ？！あっあの子なんですか？！」

「ちょっと席を外すぞ」

立ち上がった露伴は駆け足でAの所へ向かった

泉「…先生よほどAちゃんが好きなんですねぇ…」

泉はニヤケながらオレンジティーを飲んだ

Aside

『先生忙しいよね…やっぱ帰ろうかな…』

Aは昨日の絵の続きを描こうと露伴の家へ向かっていた

すると聞き覚えのある声で名前を呼ばれ振り返るとカフェから駆け足で露伴が走ってきた

『露伴先生！ちょうど今露伴先生の家に行こうとしてたんです！』

「そうか今家を出ていたんだ､すまない」
『いえいえ！お忙しいのにすみません…』

Aは不意に露伴の後ろにあるカフェでこちらを見ている女性に気づく

女性と目が合うとその女性はこちらに会釈した

女性は私を見て会釈した
露伴先生はあちらから走ってきた
女性と露伴先生は2人でいた

その事実を知るとAはある考えが浮かぶ

"露伴先生は彼女とデートに来ている"

勿論そのようなことはない。だがAはそんな考えが浮かぶと胸がチクリと傷んだ

『…先生ごめんなさい今日は帰ります
お取り込み中ごめんなさい』

少し顔色の変わったAを見て露伴は呼び止めようとしたがAに声は届かなかった

露伴side───

露伴は席に戻ると不服そうな顔を見せた

泉「どうでしたか？何か話しました？」
「いや…したはしたんだが何か様子が変だった

最初は楽しげだったんだがいきなり落ち込んで帰っていったよ…何も言ってないはずなんだが､」

泉くんは考え込むとサーっと血の気が引いたような顔をした

泉「あぁ…いや？いやある！露伴先生！あの子私が露伴先生の"彼女"だと勘違いしたのかもしれません！

で！私たちの邪魔をするのを悪く思って帰っちゃったのかもしれま…」

いい切る頃には露伴はおらずあったのは露伴のアイスティーの代金だった

露伴は無我夢中でAの家へ走り出した

。

。

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足の筋肉が潰れるかと思うほど全速力で走り露伴はAの家まで来ると息を整えインターホンを鳴らした