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たまには ページ22

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紀章さんにお昼寝に誘われ一緒に寝た。

腕まくらをしてもらって頭撫でられて……。存分に甘やかしてもらってそのまま寝た気がする。


もう起きなきゃ………。



浅い眠りだったのか朧気な意識の中そう考える。

体を少し動かすと抱き締められているのがわかった。



目を開けると紀章さんの部屋着が視界に入る。

それがなんだか嬉しくて顔を埋めると、背中にあった手が頭を撫でた。





「おはよう。ゆっくり休めた?」


「おはよ。休めた。スッキリした。ありがと」


「……スッキリしたってなんかえろい」


「何言ってんの?」





寝起きでも安定だった。それでも好きなものは好きなわけで。

起きなきゃと思っても体は動いてくれず、紀章さんに抱き着いたままだ。





「Aちゃん甘えんぼー」


「嬉しいくせにぃ」


「そりゃあ嬉しいよ。ここ何日か構ってもらえなかったもん」


「それはほんとにごめん」


「怒ってないからね!Aちゃんお仕事大好きだし、見てて微笑ましかったんだけどちょっと寂しかった」


「ごめんね……」





嫌がるかなーと思いつつ頭を撫でてみる。
すると嬉しそうにニコニコ笑ってくれた。


………可愛い。





「紀章さん可愛い」


「俺が可愛いのはいつもの事でしょー。……ごめんうそうそ 笑
あのね、Aちゃんとこうやってゴロゴロしながらイチャイチャするのちょっと夢だったから嬉しいの」


「ほんと?私も今までやった事ないから嬉しい」





2人で笑い合いながらまたゴロゴロ。
なんの抵抗もなくだらしない姿を見せられるのは紀章さんだけだ。
それだけ居心地がいいって事だと思う。





.





結局起き上がらないままゴロゴロし続けた。
時計を見ると19時前になっていた。





「ご飯作らないと……。ちょっと行くね」


「まあまあ。今日くらいは休もう?
それでさ、ちょっとこれ使ってみない?」


「UberEATSじゃん!いつ登録したの?」


「この前。Aちゃん毎日ご飯作ってくれるでしょ?でも申し訳ないなーって。

俺料理出来ないから代わってあげられないしさ。
でもこれならお休み作れるじゃん」


「そこまでしなくても大丈夫なのに……」


「女の子だから毎日ご飯作らなきゃいけないとかないでしょ?家事にもお休み必要だからね。

さ、何食べたい?」


「えー…………、ピザ」


「りょーかい 笑」





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ミックーリ(プロフ) - すーさん» ありがとうございます(*´ω`*) (2020年10月26日 22時) (レス) id: 2958225488 (このIDを非表示/違反報告)
すー(プロフ) - 面白いです!続きが更新されるの待ってます。頑張ってください。 (2020年10月23日 7時) (レス) id: 91e5b79796 (このIDを非表示/違反報告)
ミックーリ(プロフ) - リジュさん» 放置気味で申し訳ないです……。待ってくださってありがとうございます!!若干スランプ気味なのでまた時間がかかりそうですが、引き続きどうぞよろしくお願いします^^ (2020年8月18日 0時) (レス) id: 2958225488 (このIDを非表示/違反報告)
リジュ(プロフ) - 更新ありがとうございます!紀章さんお誕生日でもしかして、と思っていました!!うれしいです。これからも頑張ってください! (2020年8月11日 14時) (レス) id: ffc829d7cf (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮麗子(プロフ) - ミックーリさん» はい!待ってます!ご無理はなさらないでくださいませ! (2020年6月18日 19時) (レス) id: 3300853b00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミックーリ | 作成日時:2020年1月23日 12時

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