声優オタクの声優さん ぱーと3

唯一の癒し ページ22

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ライブは2日目も無事に終了。

盛り上がり方もいい感じだったし、お祭りは成功ってところでいいだろう。


GRANRODEOのワンマンは残り沖縄のみ。

時間も空くしまあ暫くは息抜きしても問題ない。






「おつかれ〜。あれ？今日帰り支度早くない？」


「今日はAちゃんが来んの。だからいつでも帰れるように」


「紀章は相変わらずAちゃん溺愛してるねー 笑」


「そう言う飯塚さんだってAちゃんのこと気に入ってるでしょ！？」


「だってすごくいい子なんだもん 笑」







やっぱりAちゃんは天然人たらしだな…。

飯塚さんでさえこの様子なのだから。






………にしても遅い。
終わったら楽屋に来るように言ってたのにいつまで経っても来る気配はない。



連絡してみようと思ってiPadを開くとAちゃんから連絡がきていた。






実川A家でご飯作って待ってます






もう家帰ってんの？早くね！？


一緒に帰れんのかと思ってたから軽く驚いた。



でも帰ったら温かいご飯とAちゃんが待ってるならそれでいいか。







「Aちゃん先に帰ってるみたいだから俺も帰るわ」


「そーなの？俺もAちゃんに会いたかったー！」


「今度挨拶するように言っとくから 笑」







飯塚さんとサポメン2人、それからスタッフさんたちに「お疲れ様ー」と声をかけ帰路についた。









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「ただいま〜」


「おかえりなさい！！」







自宅の玄関を開けると料理中だったであろうAちゃんが出迎えてくれた。



エプロン姿での出迎えってなんか夫婦っぽくね？



と思いもしたが口には出さず。

代わりにそのまま抱き締めてやった。








「ちょっ！？」


「充電な♡」


「ここ玄関だし！まだご飯出来てな……んむっ…」









言う事聞かない子は口塞がないと。

抵抗しようとしたAちゃんの口を俺の口で塞いだ。



キスすると直ぐに大人しくなって服を掴んでくるAちゃんは最高に可愛くて唆る。



今も俺の服を掴んで頬を赤く染めてるし。




抱きたい衝動に駆られたが何とか押さえつけAちゃんを解放する。


すると上目遣いで「もう！」と軽く叩かれた。


そんなことしても可愛いだけだっつーの！







「ご飯もう少しで出来るから！大人しくしてて！！」


「へーへー 笑」






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