声優オタクの声優さん

やっぱり緊張 ページ9

.



「だからなんで俺の隣に居るんだよ！！」


「いやだって………紀章さんの隣は………緊張するし……」


「お前今日は頑張るんじゃなかったのかよ…」


「なんで達が知ってるの！？」


「ごめん私が教えちゃった♡」


「姉さん！！！」




そう、結局達の隣に座っている私。
なんなら紀章さんからは一番遠い席。
近いと緊張しちゃうからしょうがない。

でもまあ、チラッと紀章さん見たりしてるんだけどね。
時々紀章さん目が合ってすぐ逸らしちゃうけど、
なんで私の方を見て微笑んでるのか全く意味が分からない。でも好きです。かっこいいよね紀章さん。


なーんて現実逃避してたらぽんっと肩を叩かれた。


あれ？なんかさっきもこんなことが………





「Aちゃーん？何ぼーっとしてるの？
お兄さんの相手もほしいなぁ？」




待ってほしい。いつの間に紀章さんが隣に？？？
達は？あいつどこ行ったの？？



周りを見れば、さっきまで紀章さんが座っていたところに達が座っていた。

待って？？マジであいついつ移動した？？


てか私紀章さんが隣ってやばいんじゃないの？？




「ねぇーAちゃん？無視は寂しいよ？
俺でも拗ねるよ？？」


「あぅ……ご、ごめんなさい………」


「んー？やっぱり緊張する？」


「は、はい……あの……ホントに申し訳ないです……」


「気にしないでって言いたいところだけど、さすがに普通に話したいなーって思うわけよ、俺としては。




だからちょっとずつリハビリしようか！」


「リハビリ……って何、を………？」


「簡単簡単！俺とサシでご飯行こう」


「…………はいっ？」





紀章さんとサシでご飯？？？



無理だ……多分意識飛ぶ…………






「ってことで連絡先ちょーだい」


「え、あ、はい」




思わず渡してしまった連絡先。
そして手に入れてしまった連絡先。



あぁこれはもう逃げられないわ………







☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆



昨日8/11は我らがきーやんこと紀章さんのお誕生日でしたね！
44歳おめでとうございますヾ(´︶`♡)ﾉ

本当は11日中に更新したかったのですが、ライブに参戦して余韻に浸っておりました( ´͈ ᵕ `͈ )


前の方できーやんの目の前陣取ったので至近距離でお顔を見れましたし、歌声聴いちゃうっていう夢のような時間でした✩(*˘︶˘*).:*


これから行かれる方も楽しまれてください！




.

お願い→←お誘い

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す