今日も好き。ｰRen.Nｰ (ページ13)

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先「今日は席替えするぞー」

紗莉とも岸とも前後で窓側という素晴らしい条件なのに席替えをするという担任を軽く睨む

みんなくじを引き終わって、先生が確認している間、みんなワクワクして楽しそうに話している

『離れてもお弁当食べようね』

紗「当たり前じゃん」

岸「俺もいい？」

『当たり前でしょ！』

私たちだけすごくテンションの差が激しいほど沈んでいる。

先生のばーーか！と大声で叫びたい気分だ
・・そんな勇気ないけど

先「じゃあ黒板に書いていくからそこの席移動してー」

そして、みんなの名前が書き終わって黒板を見ると

紗「Aと隣だ」

岸「え、俺また後ろじゃん」

『やった！！』

なんと私たちまた3人近くの席なのです

神様どうもありがとう！！！

紗「あ、ねえ。めっちゃ話変わるんだけどさ」

『ん？』

紗「今日3人でゲームセンター行かない？」

『めっちゃ急じゃん(笑)』

岸「俺は良いけど、Aいけんの？」

『あ、うん。大丈夫だよ』

あっという間に放課後が来て今はゲームセンターなんだけど、なんか見覚えのある後ろ姿

『え、なんで？』

永「いや、俺らも遊びに来ただけやねんけど」

偶然にもゲームセンターで遊んでいた永瀬くんと遭遇

・・まじか

岸「…まじか」

私は岸と同じ事を思っている

そして、なんとまたまた面倒くさいのは・・

平「Aちゃんじゃん！」

紗「え、平野くんとA仲良いの？」

平野くんと永瀬くんが一緒に居ること。
紗莉が私と平野くんとの接点を知らないこと。

どうしてゲームセンターに遊びに来ただけなのにこんなにも面倒くさい事になったのか

『…岸どうにかしてよ』

岸「いや、なんで俺なんだよ」

岸とボソボソと話していると、2人だけで何コショコショ話してるの！と平野くんに離された

平「せっかくだしさ、みんなで遊ぼうよ！」

永「…おい、紫耀行くで」

平「せっかくだしいいじゃん。ね？」

『え？あ、うん』

そんな目で見られたらNOとは言えないよ

平野くんはずるい人ってメモしとこう

紗「いや、色々と聞きたい事あるんだけど」

『うん。私もだからとりあえずどっか入ろう？』

・・なんだこの謎メンツ

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