偽りごっこ。___SB(M.A.G.I.C)

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貴方side









病院につくと駆け寄る貴方









岸「Aっ！！大丈夫かっ？！」









なんて肩で息をして






しんぱいするの


、









『私なんかより神宮寺くんは大丈夫なの？』









べつに気になるわけじゃない







岸「そんなことって…っ」





岸「いいか、俺はAの勇気はすごいと思う。


けどな、怪我したら俺は辛いから…


俺が怪我なんかするより何倍も辛いから

だから、もうこんな真似しないでくれ…な？」









『お兄ちゃん…』









『ありがとうっ』









辛い？









辛いならもっと傷つけよ








気に入られた貴方にはこの痛みはわからない









だからそんな綺麗事が言えるんだ









佐藤「Aちゃんっ、順番きたよ」









『今行くね』









なんて駆け寄ると







一番近くの扉が開く







『っ………神宮寺、くん…』




神宮寺「…よぉ」








なにが「よぉ」だ、ばか







『バカ』






神宮寺「なに、心配した？」





なんて挑発に





『うん』



なんで頷いたのだろう







神宮寺「今日は素直だね…ってその手どーした？」






『顕嵐』







神宮寺「はぁ？なに、顕嵐にやられたの？」








私がやらせたことを知らない








岩橋玄樹にやらせたことも知らない貴方は








真っ白すぎる








『順番きたからいかなきゃ』








なんて逃げる私はダメな人









気付いてしまった時には遅いんだ









ごめんね









もう心はかえられないから









また、傷つけてしまうだろう


_______
最近更新できなくてすいません
コメント等嬉しいです♡

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