【黒バス】黄瀬くん短編集！

２５　意地っ張り　・後編 ページ27

あ…適任者がいたっス！



唐突に彼の名前が頭に浮かび、急いで連絡を取る。




黄瀬「あっ、もしもし緑間っち？」


緑間「こんな時間帯に何なのだよ。電話する程の急用なのか？」

黄瀬「もちろん、大至急っス！高尾くんいる？」



緑間「は？高尾？何でそこで高尾が…」



高尾「もっしもーし！俺の名前出たから変わってみたけど…黄瀬くんじゃん」


黄瀬「助かったっス！どうしたらいいか教えてほしいっス！！」





・・……………・・




高尾「彼女ちゃんのお気に入りのマグカップを…ねぇ。うーん……」



黄瀬「やっぱ俺が悪いっスよね…」



高尾「そのマグカップ…もしかして二人でどこか行ったときに買ったやつとかじゃね？」



黄瀬「え…そうっスけど」



高尾「そりゃ彼女ちゃん怒るっしょ！新しいもの買うなら、彼女ちゃんと一緒にどこか出かけて思い出と共に買うべき！そうと決まれば今すぐ約束してきなさいっ！！」




黄瀬「わ、分かったっス！！」






・・……………・・



黄瀬「Aっち、ごめん！よかったらまた一緒に旅行に行かないっスか？そこで色々見てお揃いの物買いたいっス！」



貴「涼ちゃん…ごめんね？私、怒鳴ったりしちゃって……」




黄瀬「ううん、２人で思い出いっぱい作ろうね！」




貴「うんっ！！」

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