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384話 ページ42

そして迎えた、練習試合当日

前日は桐皇と試合していたはずなのに…そんなことも感じさせないとんでもないオーラ


海常の体育館が、洛山がいるだけでかなり違う雰囲気に感じる…。

私がベンチで色々と準備をしていると、何やら透明な声が上から聞こえた



「やあ、白河さん。久しぶりだね」


その声に私も顔をあげて、口を開いた


「久しぶり赤司くん」


太陽が透けているような綺麗な赤髪が、ルビーのような目を少し隠している


イケメン、だよなぁ


高3になってかなり成長した彼は、バスケ選手としては小柄かもしれないけど

でもやっぱり高一の時とはオーラも風格も一段と違う

「涼太とはうまくやってるかい?」

「うまく、かどうかはわかんないけど…。まあ、それなりに?」

私が照れる素振りもなくそう呟くと、赤司くんは笑って

「そうか、それならよかったよ」


「試合、お誘いありがとう」

私が立ち上がってお礼を言うと、赤司くんは「僕も海常が気になっていたからね」と、手を差し出してくれた

私はその手を取って、「今日はよろしく」と笑った

赤司くんも「ああ、よろしく。」と微笑んでチームメイトの元へ戻っていった


今日のスターティングメンバーには残念ながら尾川君は入れなかったけど

ベンチには入っているので
彼が活躍する日も近いと思っている



バッシュが床を擦る音や、ネットの音が鳴り響く中



黄瀬くんは遠い位置からのスリーポイントを決めた


それを見ていた洛山のメンバーが思わず息を呑むのをみた


「…ほう、面白いじゃないか」


赤司くんが笑った気がした




黄瀬くんのフォームは体を痛めるフォームからだいぶ治ってきていて

インターハイまでに…なんとか、使いこなせるまでになって欲しいと願っている


黄瀬くん…、がんばれ。


心でそう思っていたら、試合開始のために集合がかかった

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設定タグ:黒子のバスケ , 黄瀬涼太 , 黄瀬   
作品ジャンル:アニメ
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水蓮(プロフ) - りんさん» いえいえ、結構前からの住人ですが18歳になってからも設定がイマイチ分かっていなくて…体調に気をつけて更新なさってください。応援しています! (2020年11月17日 8時) (レス) id: b47f96cd16 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 水蓮さん» 水蓮さん…ご丁寧にありがとうございます。Rものは完全に私の性癖詰まってますので…気に入ってもらえてよかったです( ; ; )今後もよろしくお願いします( ; ; ) (2020年11月17日 8時) (レス) id: 44efae7669 (このIDを非表示/違反報告)
水蓮(プロフ) - 何故かアプリでRものが読めない方、ブラウザで占ツク→設定→コンテンツ検索の順で探してもらうと見れるように設定できます。但し主さんの言う通り無料会員登録をしている必要があるのでお気をつけください。Rもこのシリーズも読みやすくて好きですBy成人済み (2020年11月17日 8時) (レス) id: b47f96cd16 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - Mさん» リナちゃんと高尾くんもいっぱいイチャイチャさせたくてっっっ!!!!(大声) (2020年11月17日 6時) (レス) id: 44efae7669 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ユキノさん» 占ツクの検索に、直接入力していただければ検索ができると思います。こちらのシリーズは「kisekun-◯」(◯には半角でシリーズの数字)になってます。R18のものは、確か無料会員登録をしていただかないと読めなかったと思います!回答が間違っていたらすみません。 (2020年11月17日 6時) (レス) id: 44efae7669 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りん | 作成日時:2020年11月14日 0時

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