及川徹よりモテてるあの子はあの人の妹。２

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黄瀬「……あぁ！！この人、思い出した！」



紫原「黄瀬ちんうるさーい…で何？」



黄瀬「この人、あれっすよ！！」



あれって何さ……



黄瀬「俺のこと追っかけてた奴ッス！」



『………え、は？てことは…りょーたのファン？』



そしたら私だって見たことあるはずじゃ…それにあっちだって嫌でも私のこと知ってるはず




でも反応的に初めて見た感じだった…どうゆうこと？？




桃井「…Aちゃん一時期モデルでめっちゃ忙しかった時あったじゃん？」



『う、うん…中一の時、だね。』



桃井「その時、きーちゃんはモデルでもバスケ部にまだ入ってなかったでしょ？

だから多分柳原さんもきーちゃんに妹がいるってこと知らなかったのかも。」




『え、そんなの…ありえな……くないか。』




私はモデルの時、りょーたみたいに本名じゃなくて芸名を使っていた。



「山本 A」、モデル業をするときはカツラも被っていた。これを知っていたのはバスケ部と先生達とクラスのみんなだけ。




りょーたが有名になってきて、最終的には兄妹ってバレたけど……




『でも学校では兄妹ってこと知らなかった人なんていないはずじゃ…』




桃井「違うの、柳原さんはきーちゃんが言ってた通りきーちゃんの追っかけしてた時あったの。

でなんでそうなったかって言うと多分ね、″ 黄瀬A ″ じゃなくて ″ 山本 A ″に嫉妬してたからだと思うの」




『………はい？？』




どうゆう意味？？

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