7話 ページ10
私が当たり屋に謝られたことから数日後、やっとクラス発表の日だ。
クラスと名前が書かれた紙の前で私の名前を探す。
大体A組からD組まで目を通したが、私の名前はなかった。
ということは、まさか、
そう気づいてしまった私は問題児クラスの名簿の中で私の名前を探す。
『ウェパラス…ウェパラス…あった』
見つけた。否、
見つけてしまった。
なんでだ…！私、問題児なことした！？
えーっと、入学式の日は、入間たちの決闘に巻き込まれた女の子を助けたし、
使い魔召喚の日は(私の時は)何事もなかったし…
……なにも問題児なことしてなくね？
私が問題児クラスになった理由を考えていると道なりに進んでいたはずが外に出てしまった。
『あれ〜?道合ってるかな？』
C「合ってるぞ」
とりあえず進んでいると、ボロ…古い建物が見えた。
C「ボロボロだな」
『私の配慮は何処に…！』
そんなやり取りをしながら扉の前まで来るとCharaが
C「気をつけろ」
と言ったので武器とか来ることはないだろうと思う。
が一応気を張って入室すると何かが前から来る感じがした。
咄嗟にナイフを構え、前から飛んできたものを弾き飛ばした。
言ってなかったがナイフを出したりしまったりすることは私のオリジナル魔術だ。
やってみたくて毎日練習したらできた。
そういえばさっきの奴は槍とか剣などの武器だった…
当たってたらと思うとゾッとする。
？「お見事！」
？「すごいでござる！」
？「じゃー配当しまーす」
『え、は、配当…？どゆこと…？』
C「武器が何発当たるかの賭けだろうな」
？「んー、入室ドッキリ？
いやー、全部弾き飛ばすとは誰も思ってなかったよ〜
まあ全部受け止めたのがあそこにいるけど。」
…体で武器を受け止めてる！？どうなってんだあれは。
しかも「己は魔王になる！」とか言ってるし。まあいいけど。
『あと来てないのは何人？』
？「あと来てないのはー、3人かな！と言うか名前言ってなかったね。僕シャックス・リード！君も入室ドッキリやる？」
『ウェパラス・Aです！入室ドッキリは、あー、やめときます。』
怖いし。あんまり賭け事はしたくないし。
リ「そっかー。残念。あ、次の奴らが来る前に賭けないと！」
そういうとリードさんはみんなのもとに行ってしまった。
ところで、次来るのは誰だろう？
(…あれ？私ボッチになってね？)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナイトムーン(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！クロスオーバーは神ですね！！ (10月14日 17時) (
レス) @page10 id: 5c5a18c56d (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 題名で一目惚れしました！まさかアンテとのクロスオーバーが出るだなんて、、、さいこうです。 (10月8日 19時) (レス) @page10 id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：菜由 | 作者ホームページ：http://search.uranai.nosv.org/find.php/ジョーク好きな菜由
作成日時：2023年4月29日 22時
