9話 ページ12
カルエゴ先生についていくと高台に来た。
カ「前回の召喚試験とこの授業の結果で貴様等の位階を決定する。
内容は谷奥の旗までの競争だ。」
カ「無数にそびえる巨大な岩山と巣を守る怪鳥を避けて進め。」
競争かぁ。苦手でもないけど得意ってほどじゃないんだよなあ。
リ「はい！使い魔先生！鳥への攻撃はアリですかぁ？」
カ「構わん。殺しすぎは減点だがな。あと次使い魔先生と呼んだら56す。」
使い魔先生…そういえば使い魔にされてたなあ。
C「使い魔という事実が気に入らないようだな。意外とかわいらしかったのにな。」
『みたいだね。』
人が近くにいる時はちゃんと小声で話している。だって何もない所に話しかけるとか傍から見たらただのおかしな人だからね。
カ「総員準備！」
その言葉を聞いて皆が一斉に翼を広げた。
カ「用意はいいな。
では只今より飛行
位置について用意、スタート！！！」
皆が地から足を離し飛び立った。と思ったが後ろから入間の悲鳴が聞こえた。
そりゃ翼ないからね。人間だから。このレースどうするんだろう?
そういや私の前に飛んでるヒトもやる気あるのかなぁ？まぁその後ろを飛んでる私が言う言葉じゃないけど。
あくびしてたりゲームやってたりナンパしたり怪鳥の卵を持ってたり…
…さっさと終わらせたいから先行ってて良いかなぁ？
カ「それでは位階の発表を始める。
位階袋鳥。貴様らの行動を監視考察していた。
彼の胸の袋に手を入れれば位階のバッチを授けてくれる。
では順に並べ！そこの
C「『(陰湿)』」
最下位でも長を連れて帰ってきたんだし許したげて…
それで私の位階は…2(ベト)だった。まぁいい方だとは思う。
C「これはなんて読むんだ？」
『2を表すベトだよ』
Ｃ「Aならもう少し上を狙えた気がするけどな」
『そうかな？ありがとう』
話している内に入間の番になっていた。バッチ貰えるのかな？また変なの出しちゃったり。
カ「位階袋鳥は厳粛正確。どんなことがあろうと決して動じぬわ。この数百年間鳴いたことすら…」
ｷﾞｨｴｪｴｪ!!
フラグ回収早すぎでしょ!?ていうかどっか行っちゃったし!?
そして手を上げている入間の指には指輪が。
ク「…入間ち、それ…何？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナイトムーン(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！クロスオーバーは神ですね！！ (10月14日 17時) (
レス) @page10 id: 5c5a18c56d (このIDを非表示/違反報告)
ヒナウィ(新新垢)(プロフ) - 題名で一目惚れしました！まさかアンテとのクロスオーバーが出るだなんて、、、さいこうです。 (10月8日 19時) (レス) @page10 id: 161afe1263 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：菜由 | 作者ホームページ：http://search.uranai.nosv.org/find.php/ジョーク好きな菜由
作成日時：2023年4月29日 22時
