検索窓
今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:65,431 hit

▲真実-257-▲ ページ39

確証なんて、どこにもないけれど。


それでも降旗は、自分がその説を否定しなければならないと思った。


今俺が否定しなかったら、他の誰が否定出来ただろう。


いや、誰にも出来ない。


百聞は一見にしかず、とはこの事だ。



緋「根拠は、ないんだね?」



降「ないです、でも、今この場にその説を否定出来る人間は俺しかいない。」



緋「…………。」



降「…だって、そうじゃないですか。

ちょっとキツい言い方になるけど、貴方達は直に側で黒子と雛宮を見た事がない。

見た事もないような人間から勝手な推測されて……それって、黒子達からしてみれば、戯れ言もいいところじゃないですか…。」



そう言った降旗の手は、自身の制服の裾をぎりっと音が出る程に握り締めていた。



降「俺は、確かに真実が知りたい。

あの日、俺達が行かなかったあの場所で、何が起きていたのか。

…でもそれは、いくら死人に口がないからって、俺達の勝手な妄想で計っちゃいけないと思います。

黒子だって、それじゃあ何のために自分を犠牲にしてまで俺達にこのノートを託したのか…。」



田「…………そう、か。

そうだね。」



降「え………。」



それまでずっと話を聞くだけだった田無が、口を開く。


彼女は懐かしさと憂いの混じった瞳をして、語り出した。



田「黒子君ってね、とっても諦めが悪いんだよ。

私は………中学生の時、桃井さんを暴行事件の犯人に仕立てあげて、バスケ部やクラスの皆に、いじめさせた事がある。

その時、黒子君だけは桃井さんの側にずっと着いてて、どんなに痛め付けても、桃井さんは犯人じゃない、そんなことしないって…皆に叫び続けてた。

……結局私は、雛宮さんの手で真相を暴かれた訳だけど。

でも、桃井さんが挫けずに、雛宮さんが真相を暴いてくれると言うまで耐えれたのは…やっぱり、いつも側にいてくれた黒子君のお陰だと思うんだ。

そうじゃなきゃ…。」



孤独感に押し潰されて、真実は闇に消えちゃっていたかもしれない。


そう宣言した田無の目に、もう迷いはなかった。


彼女は黒子の白を信じる、そして、歪んでしまったあの日の真実を。



田「…ねぇ、緋夢さん、お願いがあるんです。」



本人の口から聞き出す。


▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
これ終わるんだろうか\(^o^)/

▲真実-258-▲→←▲真実-256-▲



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (222 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 探偵 , オリキャラ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ファイ - 主人公の死の真相知りたいです。書いて下さるとありがたいです(>_<)いつも応援してますっ!!続編楽しみに待ってます! (2014年4月28日 22時) (レス) id: e6e8d659c5 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(ayamea)(プロフ) - extraに入らない方が面白かったです。江戸川ちゃんの狂った感じとか、大好きだったのに、残念です。 (2014年4月26日 23時) (レス) id: cea22bda8f (このIDを非表示/違反報告)
ミカゲ(プロフ) - 春休みの宿題がおわんなくて、ずーっとパソコン出来なくて久しぶりにみました(^^ゞ黒子ぉぉぉ!!生きててよかったぁぁぁ(ToT)/~~~ (2014年4月8日 23時) (レス) id: e410611b3b (このIDを非表示/違反報告)
ドア?ちゃんと閉めたよ、心配しないで。 - すぃませぇん〜(ぶりっ子風)緋紗絵さぁ〜ん、ちょっとぉ今日の放課後、体育館裏来てくれなぁ〜い?← (2014年4月8日 13時) (レス) id: 1808592c18 (このIDを非表示/違反報告)
snowまろ♪ - そうなんですか・・・僕もちょうど今日から3年!くうrrrrろこっち!!生きてたんすね?!あと、いきなり言ってすみませんが、心肺停止が心配になってますよ〜。 (2014年4月7日 20時) (レス) id: 722b590d3e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:赤司うつほ@失踪するかもしれない | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/utsuhobunkacho/  
作成日時:2014年1月8日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。