第５１話 エレナ ページ5
Ｄ「エレナの望み通り、ボンゴレは弱き者達に平和をもたらしたのだ」
綱「……でも…エレナさんは本当に、そんなボンゴレが好きなのかな」
ツナは伝える
エレナの気持ちを…
綱「エレナさんはお前に感謝してる。自分の事をずっと忘れずにいてくれたこと、自分のために必死で生き続けてくれたことに“ありがとう”って……」
Ｄ「エ…エレナ……」
Ｄの手は、ツナの持つ懐中時計に伸びる
Ｄ「お前を救えなかった私を……許してくれ……！！」
Ｄの目から流れる涙
そして徐々に、その体はなくなっていく
Ｄ「何十年ぶりかに、眠いと感じる……エレナの気持ちを聞けて、緊張が解けたようです……例えそれが、沢田綱吉の猿芝居だとしても」
綱「！！」
Ｄ「……A」
貴「！……」
両目を失ったAは、炎真に支えられながら
耳に届く自分の名に反応する
Ｄ「ソラノの事…少し嘘を吐きました……彼女は確かに捨てられた。だが……それはプリーモが彼女を心配したが故……これ以上、大きくなる戦いに巻き込まない為なのです」
貴「プリーモが……」
Ｄ「彼女もそれを理解し、離れた。必要になったら呼べと、最後までキャンキャン吠えながらね…」
思い出しているのか、フッと柔らかく笑いながら話すＤ
Ｄ「そして私は、作戦のためにまずは邪魔になりそうだった彼女を消した……それが真実です」
貴「………」
Ｄ「おや…あまり驚かないのですね……」
貴「…ソラノの事は、薄々気付いてた。記憶を見て、プリーモがそんな事をするような男には思えなかったから」
Ｄ「そう、ですか……」
もうほとんど消えているＤの体
貴「…早く行ってあげて。待ってるよ、あなたの愛した人と、仲間達が」
Ｄ「フッ……えぇ。…お前のやり方を見せてもらいますよ、沢田綱吉。ただし、名を汚すような事があれば許しません。……エレナの愛した、ボンゴレなのだから……」
空に舞い上がり、消える霧
貴(ソラノの事も、ブルーベルの事も嘘だった……結局僕は、あの人の掌で転がされていただけ、か……)
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ゆき姫2(プロフ) - 完結おめでとうございます！化物語の八九寺ちゃんみたいな怪異か千石なでこの蛇神になっちゃう物語が見てみたいです！(リボーンで) (2018年4月7日 1時) (
レス) id: 618aafe19a (このIDを非表示/違反報告)
からくり人形 - 桔梗の成り代わり小説を書いて欲しいです (2018年3月13日 14時) (レス) id: 2925b18c0a (このIDを非表示/違反報告)
琉夏(プロフ) - 完結おめでとうございます！ これからも頑張ってください！！ (2018年1月26日 17時) (レス) id: ef575bdd2b (このIDを非表示/違反報告)
ミンク(プロフ) - 私、堕王子の姫からミンクへ名前を変えました！ (2018年1月26日 13時) (レス) id: 4996ef6ddb (このIDを非表示/違反報告)
ミンク(プロフ) - 完結おめでとうございます！次作も頑張ってください！応援してます！ (2018年1月26日 13時) (レス) id: 4996ef6ddb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシマロ王子♪
| 作成日時：2018年1月10日 19時
