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不登校*1295 ページ47

‐赤司side‐


Aが突然足を止めて僕の腕を引っ張った。

「A?やっぱり今日体調でも悪いのかい?」

と心配になってAの顔を覗こうとするとAは僕を見て苦笑した。

「やっぱり今日は征くんとお出掛けより、お家で抱き締めてほしいです」
「……今日は随分と甘えただね」
「あ、だ、だめならいいんです。ただ、征くんに抱き締められるの、大好きだから……」

とAは恥ずかしそうに言う。
僕はAの腕を引っ張って腕に抱き付かせる。

「じゃあ帰ろうか。帰ったら沢山抱き締めてあげる」

と言うとAは恥ずかしそうに頷く。
僕はAの頭を撫でた。

僕はそのまま家に向かって歩く。

Aは家に着くと僕が抱き締めるより先にAが抱き付いてきた。

Aがこんな状態だから近くにいた富田に部屋に入らないよう言ってある。

「どうした?何かあったのかい?」

とAの頭を撫でながら聞く。

Aは首をふりながら僕を更に強く抱き締めた。


「ニャー」
「ほら、コクも心配しているよ」

とAに言う。
Aは僕の手に指を絡めてくる。

Aが理由もなく甘えることはない。
何かあったのだろうが、その何かがわからない。


「征くん」
「なんだい?」

Aの頭を撫でるとAは嬉しそうにはにかみながら僕に抱き付いて離れない。

「大好きですっ!」

愛しい人にそう言われて嬉しくない人間は居ないだろう。
僕はAの額と合わせてAを見る。

「愛してるよ、A」

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ねこ汰。さん» 最初からなんて貴重なお時間を申し訳ありません……ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2017年4月1日 18時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ汰。(プロフ) - この物語を最初から読んできました…!とても面白いです!更新頑張ってください!!(*`н´*) (2017年4月1日 15時) (レス) id: ad2b3236ef (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 赤紅 (あかべに)さん» ありがとうございます!! 本当に申し訳ございません……ですが皆様のおかげで合格出来ました! これからも皆様が楽しんでいただけるような作品を目指して頑張らせていただきます! (2017年3月16日 23時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
赤紅 (あかべに)(プロフ) - 合格おめでとうございます!!凄く大好きな作品なので、更新待ち遠しくしてました笑 これからも楽しみに待ってます!頑張って下さいっ (2017年3月15日 16時) (レス) id: ad1b960ee8 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!!頑張らせていただきます! (2017年3月15日 0時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年10月29日 0時

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