【黒子のバスケ】関わらないでください25【赤司征十郎】

不登校＊1265 ページ17

少し黒子君とお話をして黒子君オススメの何故かゆで玉子を私と葵さんの分、二個と飲み物を注文した。

カフェってゆで玉子なんてあったっけ？
……まぁいっか。


それにしてもさっきから征くん、沢山写真撮られてるなぁ…
女の子達に笑顔で対応しているのは、接客だからであってほしいな…

なんて、私こんなことでヤキモチ妬いちゃうなんて征くんに嫌われちゃう。

でも、やっぱりちょっと胸が痛いのも事実で。

「Aさん………此処出たら何処行きます？折角来たんですから楽しみましょう？」

と葵さんに声をかけられてハッとする。
葵さんに返事をした時に、注文したものが来てゆで玉子を食べた。

思いの外美味しかった。
というか本当に美味しかった。


それから食べ終わり葵さんがお会計をしてくれた。


最後にチラッと征くんを見ると、征くんはやっぱり笑顔で対応していた。

葵さんと色々な組を回ってみた。

「文化祭なんて久し振りですよ！私！」

と葵さんは笑う。

「私はここのは初めてです……」
「なら楽しみましょうね！」

と葵さんはまるでさっきの事を忘れさせるかの様に笑った。

葵さんは今日はお仕事ではなく、プライベートで一緒に来てくれているらしい。


葵さん、なかなかお休み無いらしいのに…
なんだか申し訳ないな…

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