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不登校*1263 ページ15

‐赤司side‐


「ふぅ……」


何故ウチのクラスはこんな面倒な出し物にしたんだ。

そして何故僕は王子様コスプレをしなければならない。
おかげで客は九割方女しかいない。

午前中は僕が担当で、午後は涼太が担当する。
キセキは今日出尽くし、二日目は午前も午後も自由だ。

とりあえずこの午前だけを乗り越えれば。

「赤司君、相変わらずモテモテですね」
「テツヤ…君は相変わらず誰にも気付かれていないな」

と裏で話す。

僕にはAという完璧で可愛い彼女が居るのに。
先程も手紙を僕に押し付けて会計を済ませて帰っていった女が居たが。

今日はただ接客係だからであって、別に告白されても困る。
普段から迷惑極まりないのに。


Aのもとへ行って癒されたい。

「ところで、テツヤ。ゆで玉子、思いの外好評だな」
「ゆで玉子だけは負けません」
「そ、そうか。頑張れ」

とテツヤに言ってまた出る。

カフェにゆで玉子なんて聞いたことないが…
逆にそれが良かったのか、それともテツヤの腕が良かったのか。
ゆで玉子が今まで売り上げの上位に入っている。

この数時間で何回ゆで玉子を運んだか。

「いらっしゃいませ!二名様ですか?」

と入口からまた声がしたが僕は入口を見る暇もなく、注文を取って、料理を運んで、料理を下げてと世話しなく働いていた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ねこ汰。さん» 最初からなんて貴重なお時間を申し訳ありません……ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2017年4月1日 18時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ汰。(プロフ) - この物語を最初から読んできました…!とても面白いです!更新頑張ってください!!(*`н´*) (2017年4月1日 15時) (レス) id: ad2b3236ef (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 赤紅 (あかべに)さん» ありがとうございます!! 本当に申し訳ございません……ですが皆様のおかげで合格出来ました! これからも皆様が楽しんでいただけるような作品を目指して頑張らせていただきます! (2017年3月16日 23時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
赤紅 (あかべに)(プロフ) - 合格おめでとうございます!!凄く大好きな作品なので、更新待ち遠しくしてました笑 これからも楽しみに待ってます!頑張って下さいっ (2017年3月15日 16時) (レス) id: ad1b960ee8 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!!頑張らせていただきます! (2017年3月15日 0時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年10月29日 0時

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