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不登校*1120 ページ22

師匠とお母さんは話していた。

ほとんど私と征くんの生活について。
恥ずかしい。


「人目を憚らずイチャイチャラブラブとされてます。ほとんど征十郎様がですけれど」
「赤司くんがAを好きって気持ちは凄く伝わってきます。親の前でもラブラブですから」

とお母さんも微笑んで言う。
恥ずかしくて私は俯く。

その時征くんとお父さんが帰ってきた。


征くんとお父さんは大分ピリピリとした空気が無くなっていて、私は征くんに抱き付く。


「見ててください。すぐにイチャイチャされますから」

と師匠が後ろで言うのが聞こえた。
征くんは私の腰と背中に手を回して抱き締める。


「ただいま、A」
「おかえりなさい」

と言うと私のおでこにキスをしてキスをしたところを撫でた。

そしてまた私を抱き締める。


「A〜…会いたかった」
「…つい数十分前に別れたばかりじゃないですか」
「それでも僕には一時間…いや、一日に感じるんだ」

と言いながら抱き締める力を強くされる。

征くんの肩に顔を押し当てられて鼻が潰れそう。
口で何とか呼吸してたけど限界がある。


「そろそろ苦しいです………」

と言うと征くんは離してくれた。
私の頭を撫でてそのまま前髪を耳にかけてくれて、私のほっぺを撫でる。

征くんの目は優しくて安心する。


「Aは可愛いね。そんな可愛いAに、はいこれ」

と征くんは小さな黒いビニール袋を渡してきた。
受け取って不思議に思いながら袋を開けてみた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですか!?そうですね……成長しましたよね!!本当に偉いです!← ホッとしていただけて幸いです! コメントありがとうございます! (2016年6月13日 18時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 1148話の赤司様が『また...自傷行為を...』と思ったシーンでこちらまで一瞬顔が青ざめた気がしました...それにしても自傷行為をしなかった夢主ちゃん成長しましたね...!!!読み手としてもホッとしました(* ´ω `*) (2016年6月13日 18時) (レス) id: f18abc384d (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 十六夜さん» 赤司様が夢主ちゃんを溺愛すればするほどキャラ崩壊が激しいんですよね………元々赤司様はそんなキャラじゃないので… キャラ崩壊させてすみません… ありがとうございます。頑張ります! (2016年5月1日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 赤司君やはり神ですか(真顔)なんですかカッコよすぎるんですよ、とか言って地味にキャラ崩壊してる今日この頃です。ずっとファンなので頑張ってください。 (2016年5月1日 21時) (レス) id: 9ddb2a13a1 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - けーじろーさん» はじめまして!長いですよね(笑) 文才なんてありませんよ!これを文才と言ってしまえば世界が滅びます← これからも頑張ります!ありがとうございます!! (2016年4月26日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年4月26日 7時

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