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不登校*1112 ページ14

‐赤司side‐


布団を畳んでとりあえず、部屋の隅に置いて部屋を出た。


階段を降りてリビングに向かう。
リビングに入るとAは母親の手伝いをしていた。


「あ、もうすぐで終わるから座ってて」

とAは僕に言う。

僕は大人しくそれに従った。


椅子に座るとAも隣に座った。
全員が揃うと食べ始めたので僕も食べる。

「そういえば朝からラブラブね」

とAの母親に言われて一瞬なんのことか分からなかった。


「えっと………もしかして…」

と蒼太を見ると蒼太はニコッと笑う。

何故言ったんだ。
黙っているのが常識だろう。

いや、僕等の交際に常識はないけれど。


「まぁラブラブなのは良いことだから何も言わないけど、程々にね」
「……肝に命じておきます」

と答える。

Aは必死に平然を装っているが顔が赤い。
Aが僕の袖を小さく掴むから手を握り指を絡める。


「なんでそんな目の前でイチャイチャするの?」
「なに?蒼太、赤司くんにヤキモチ妬いてるの?」
「別に。そんなんじゃないし」

と蒼太は朝食を食べる。

Aが手を離すから僕も離す。


ふとAを見るとどう付けたのか、頬にジャムを付けていた。
Aの頬が傷付かないよう気を付けて拭う。


「A、赤司くんに迷惑かけちゃダメでしょ」
「いいんですよ。こういうところが可愛いんじゃないですか。僕、面倒見るのはあまり好きじゃないんですけど、Aなら別なんですよ」

とAの頬に付いたジャムを全て取ってから母親を見て言う。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - アオイさん» 本当ですか!?そうですね……成長しましたよね!!本当に偉いです!← ホッとしていただけて幸いです! コメントありがとうございます! (2016年6月13日 18時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
アオイ(プロフ) - 1148話の赤司様が『また...自傷行為を...』と思ったシーンでこちらまで一瞬顔が青ざめた気がしました...それにしても自傷行為をしなかった夢主ちゃん成長しましたね...!!!読み手としてもホッとしました(* ´ω `*) (2016年6月13日 18時) (レス) id: f18abc384d (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 十六夜さん» 赤司様が夢主ちゃんを溺愛すればするほどキャラ崩壊が激しいんですよね………元々赤司様はそんなキャラじゃないので… キャラ崩壊させてすみません… ありがとうございます。頑張ります! (2016年5月1日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 赤司君やはり神ですか(真顔)なんですかカッコよすぎるんですよ、とか言って地味にキャラ崩壊してる今日この頃です。ずっとファンなので頑張ってください。 (2016年5月1日 21時) (レス) id: 9ddb2a13a1 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - けーじろーさん» はじめまして!長いですよね(笑) 文才なんてありませんよ!これを文才と言ってしまえば世界が滅びます← これからも頑張ります!ありがとうございます!! (2016年4月26日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年4月26日 7時

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