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不登校*853 ページ5

‐赤司side‐


微笑むAの頬を撫でる。


「本当かい?」
「はい。赤司さんと居れるだけで幸せです」

と言うAに僕はまた惚れていく。
Aを抱き締め、Aの唇に口付ける。

Aは驚いた顔で赤面して僕を見る。


「ニャー」

とコクは鳴くと諦めたのか僕等の間から抜けてAに寄り添って丸まった。

まぁいい。
僕はコクがいた分を詰めるように抱き寄せる。


「僕もAと居れるだけで幸せだよ」

と言って腕に力を入れる。

Aの左手に触れないように気を付けながら。


「起きたら赤司さんが居ないってことありませんよね……?」
「Aが起きるまでいるよ。今朝のAみたいに居なくなることはないよ」

と言うとAは申し訳なさそうな顔をした。


「う………ごめんなさい…」
「本当だよ。起きたらAは居ないし、コンビニに行った割りには帰ってこないし。僕の事が嫌いになったのかと思って心配したよ」
「本当にごめんなさい…」

と反省しているようだし何より可愛いから許す。

Aの頭を撫でながら頭のてっぺんに口付ける。


「もういいよ。こうしてここに居てくれるんだから。それだけでいい」

と言ってぽんぽんと頭を撫でる。
Aは静かに目を閉じた。

Aの頬と鼻と唇に唇を落とす。


「愛してる、A」

と言って額に口付けた。

寝ているか起きているか分からないが、どちらでもいい。
起きていたら聞いていてほしいだけ。


ずっと僕のものでいてほしい。
僕の傍だけで笑っていてほしい。

Aの全てを僕のものにしたい。

Aに溺れていくほどそんな独占欲が渦巻いていく。

僕は異常なのだろうか。


「おやすみ」

とAに言って目を閉じた。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あすかさん» ご心配お掛けしてしまって申し訳ございませんでした!! 大丈夫な事は大丈夫です! 本当に申し訳ありませんでした!続編が出来ましたので、続編でもよろしくお願いいたします! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張ってください! (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4f24860843 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 更新速度結構落ちてますが大丈夫ですか? (2016年1月29日 2時) (レス) id: a0851de5f9 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 気まぐれミスディレクションさん» ありがとうございます!!そうですね!私も個人的に二人のイチャイチャ好きなのでイチャイチャさせます!(宣言)← ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年1月13日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月29日 15時

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