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不登校*888 ページ40

柳瀬さんは苦笑するとドアをノックした。


「失礼します」

と柳瀬さんはドアを開けてなかに入っていく。
私は柳瀬さんに隠れるように恐る恐る入る。


「A…居たなら入ってくればいいのに。おいで」


と征くんに言われて征くんの膝の上に座って抱き締めてもらう。

お風呂に入ったばかりだから少し暑いけどでも落ち着くからいいや。


「だって話してたから入りにくかったんです…」
「別に遠慮せず入ってくればよかったのに」

と言いながら征くんは私を少し離して私の頭を撫でる。

頭を撫でてもらえるのは嬉しいけど、もう少し抱き締めてほしかった。
私が征くんに抱き付くと征くんは私を抱き締めてくれた。


「ふふ、可愛いから許すけどね」


と笑いながら征くんは私の頭を撫でる。

もっとしてほしくて征くんの鎖骨辺りにスリスリと頬を擦る。


「んっ……くすぐったい…と言うより冷たい」
「ちゃんと拭きましたよ…?」

と征くんを見上げる。
征くんは私を見ていて目が合ってしまい、慌てて目を逸らす。


「でも拭けてないみたいだね。うっ……冷たい…」
「ごめんなさい………じゃあ離れます…」


本当は嫌だけど征くんに嫌われちゃう方が嫌だから私は離れる。

するとグイッと腰を引き寄せられてまた征くんにピッタリくっ付く。


「それは駄目だ」
「でも冷たいのなら…」

と言っても征くんは力を強くするばかり。

でもこのままじゃ風邪引いちゃう。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あすかさん» ご心配お掛けしてしまって申し訳ございませんでした!! 大丈夫な事は大丈夫です! 本当に申し訳ありませんでした!続編が出来ましたので、続編でもよろしくお願いいたします! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張ってください! (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4f24860843 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 更新速度結構落ちてますが大丈夫ですか? (2016年1月29日 2時) (レス) id: a0851de5f9 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 気まぐれミスディレクションさん» ありがとうございます!!そうですね!私も個人的に二人のイチャイチャ好きなのでイチャイチャさせます!(宣言)← ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年1月13日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月29日 15時

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