検索窓
今日:24 hit、昨日:0 hit、合計:34,251 hit

不登校*886 ページ38

シャンプーの泡を流していると、シャンプーの香りが鼻をくすぐる。

あか、んん"っ!
征くんと同じ香り。


征くん達は私のために部屋を用意してくれたり、色々教えてくれたりしてくれる。

このままここに居ていいのかいつも考えてしまう。


我が儘を言っていいなら征くんとは離れたくない。
でも少し寂しい気もする。

家族に会いたい。
お母さんに、蒼太に、お父さんに。

お祖母ちゃんに。


会いたい。


けどここまで我が儘を聞いてもらって更に、自分勝手に家に帰りたいなんて言えない。
どっちが自分勝手なのかな。


ずっとここに居るのと、家に帰るの。

ここに居て最近自分の考えていることがわかってきた。

他人は嫌いで人間が怖い。
ってこと。


「喫茶店かカフェでバイトしたら少しは恐怖症、治るかな……?」

接客しているうちに慣れて、気付いたら治ってました。
というオチを神様はくれないのだろうか。


「そんなのは漫画の世界か…」

二次元は自由にできる。
作者の思いのままに動く。

でも三次元は思い通りにはいかない。
思い通りにいっていたら、今頃こんな傷だらけになっていない。


自傷は最初だけ楽。
でも後から心も体も痛くなる。

経験者は語る……ってね…


「なにも良いことはないのに…どうして傷付けるんだろう……」


自分に問い掛ける私の声は、この広い浴室にただただ響いた。


*****
ネタがもう無くなってきてヤバいです。
新作に手を出そうとする手を伸ばしては引っ込めるの繰り返しの毎日です。

不登校*887→←不登校*885



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あすかさん» ご心配お掛けしてしまって申し訳ございませんでした!! 大丈夫な事は大丈夫です! 本当に申し訳ありませんでした!続編が出来ましたので、続編でもよろしくお願いいたします! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張ってください! (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4f24860843 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 更新速度結構落ちてますが大丈夫ですか? (2016年1月29日 2時) (レス) id: a0851de5f9 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 気まぐれミスディレクションさん» ありがとうございます!!そうですね!私も個人的に二人のイチャイチャ好きなのでイチャイチャさせます!(宣言)← ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年1月13日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月29日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。