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不登校*884 ページ36

ギシッとベットが少し揺れた。
いきなりの事で薄く目を開けてみる。

すると赤司さんの顔が目の前にあって、私に馬乗りになり見下ろしていた。


え……!?

「ふっ。やっぱり起きていたね」

と言って笑う赤司さん。


「いつから気付いて…」
「『この気持ちをどうしようか』辺りからかな。起きているなら素直に起きればいいのに」

と言いながら私の頭をゆっくり撫でる。


「赤司さんが私の事を言ってくれていたので、起きるタイミングが分からなくなって……」
「でも盗み聞きはよくないね」


と言って私の耳に触れる赤司さん。
くすぐったい……

「ごめんなさい」

と素直に謝る。

赤司さんは微笑むと私の耳に吸い付くようなキスをした。


「ひゃっ…!?」
「盗み聞きしたお仕置き」

と言って意地悪に笑う赤司さん。

あ、謝ったのに……っ

「唇にしてる訳じゃないのにこんなに顔を赤くして」

と言って私の唇を親指で撫でる赤司さん。
赤司さんの目は私の唇を見ていて、ふと赤司さんの目を見ると目を合った。

赤司さんは微笑むと、


「Aから、唇、にキスをしてくれるか、これから、ずっと、僕の名前を呼んでくれるか。どっちかしてくれたら許してあげる」

と言って微笑む赤司さんが一瞬魔王に見えた。
そしてどうして『唇』と『ずっと』を強調したんですか…

一回きりの恥ずかしさに堪えるか、ずっと申し訳無さに堪えるか。

その時司さんが赤司さんの事を『征』と仰っていたのを思い出した。


「え、えと…なら……せ、いくん……」

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あすかさん» ご心配お掛けしてしまって申し訳ございませんでした!! 大丈夫な事は大丈夫です! 本当に申し訳ありませんでした!続編が出来ましたので、続編でもよろしくお願いいたします! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張ってください! (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4f24860843 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 更新速度結構落ちてますが大丈夫ですか? (2016年1月29日 2時) (レス) id: a0851de5f9 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 気まぐれミスディレクションさん» ありがとうございます!!そうですね!私も個人的に二人のイチャイチャ好きなのでイチャイチャさせます!(宣言)← ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年1月13日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月29日 15時

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