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不登校*883 ページ35

ほっぺを撫でる感覚を感じて薄く目を開ける。
そこには優しい表情で私を見つめる赤司さんがいた。

わわっ…!
ど、どうしよう…
起きるタイミングが……

でも赤司さんこんなに優しい表情するんだ…


赤司さんは私はほっぺを撫でながら、

「Aは合宿には来れないかな」

と呟いた。

え……
私やっぱり赤司さんの足手まといなのかな…
私のせいで赤司さんの株が下がっちゃう?

なら、仕方無いよね。


「この手が治る頃には合宿二日目だからね。君にはこれ以上無茶はさせたくないしね」

と優しい声で優しく頭を撫でながら赤司さんは言う。

赤司さんはよく私を優しいと言うけれど、本当に優しいのは赤司さん。
こんな私を許してくれるのだから。


「にゃー」
「お前もAが痛いのは嫌だろう?」

と赤司さんは私から手を離した。
多分コクを撫でているのだろう。

最初はコクとあんまり仲は良くなかったみたいだけど最近はそんなことが嘘みたいだ。


「僕もね嫌だよ。大切な人が痛くて辛い思いをするのは。そしてそれを見ているだけなのもね」

初めて聞いた。
赤司さんの多分本当の心の言葉。

そんな風に思っていてくれたんだ。


「Aの事をどうしようもない程愛しているんだよ。本当、この気持ちをどうしようか」

と言う赤司さんの声を聞く。

赤司さんには言えていないけれど、私だって赤司さんを好きと言う気持ちは誰にも負けないもん。
それに気づいてほしいな…


私の方こそどうしようもないくらい赤司さんが大好きだって。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あすかさん» ご心配お掛けしてしまって申し訳ございませんでした!! 大丈夫な事は大丈夫です! 本当に申し訳ありませんでした!続編が出来ましたので、続編でもよろしくお願いいたします! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張ってください! (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4f24860843 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 更新速度結構落ちてますが大丈夫ですか? (2016年1月29日 2時) (レス) id: a0851de5f9 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 気まぐれミスディレクションさん» ありがとうございます!!そうですね!私も個人的に二人のイチャイチャ好きなのでイチャイチャさせます!(宣言)← ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年1月13日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月29日 15時

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