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不登校*882 ページ34

‐赤司side‐


玄関のドアを開け、靴を脱ぎながら僕の背中で眠るAの靴も脱がせてやる。

Aが寝たのは数分前のこと。
靴擦れを起こしたらしく遠慮するAを無理矢理背負って歩いていると、いつの間にかAは寝てしまっていた。


まぁ疲れたのだろう。
外に出て少し動いたのだから。

それにこうやって背中で寝れる程、僕に警戒心はないみたいだしそれだけ心を開いてくれているのであれば嬉しい。

僕に甘えてくれて、警戒心はなくて。
だけどまだ心は見せてくれない。


Aがいつか自分から言ってくれるのを待つ。
もうこれ以上無理に聞き出すようなことはしたくない。


「おかえりなさいませ、征十郎さ、ま………Aさんお眠りになられていたのですね。失礼いたしました」

と頭を下げる富田。

今朝の件があるからと言って別に変な感情はない。
元々薄々は富田の気持ちに気付いていたし、今の僕にはこんなに愛する彼女がいて、富田には彼氏もいる。


「風呂の用意をしといてくれ」
「かしこまりました」

と言って奥に消えていく富田。
僕は一度Aを上に上げ直してAの部屋に向かう。


コクはいつの間にかAの部屋に戻されていて、僕の足音かドアノブの音にコクはドアの前にいた。


「コク、お前の相手はあとだ」

と言ってAをベットの上に寝かせる。
ベットの上に腰を掛けてスヤスヤと眠るAの頬を撫でる。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - ルナさん» ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - あすかさん» ご心配お掛けしてしまって申し訳ございませんでした!! 大丈夫な事は大丈夫です! 本当に申し訳ありませんでした!続編が出来ましたので、続編でもよろしくお願いいたします! (2016年2月2日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 更新頑張ってください! (2016年2月1日 23時) (レス) id: 4f24860843 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - 更新速度結構落ちてますが大丈夫ですか? (2016年1月29日 2時) (レス) id: a0851de5f9 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 気まぐれミスディレクションさん» ありがとうございます!!そうですね!私も個人的に二人のイチャイチャ好きなのでイチャイチャさせます!(宣言)← ありがとうございます!!頑張ります!! (2016年1月13日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年12月29日 15時

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