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不登校*654 ページ6

「Aちゃんっていっつもどこから入ってるの?」


と学校の近くに来た時にさつきちゃんに言われる。
結局皆さん付いてきてるから結構コソコソすると目立つ。


「えっと…いつも違います。そこに生徒が居ればここのフェンス乗り越えますし、正門から入る日もあれば教師専用校門から入る事もあります」


と言いながらスマホを出す。

勿論連絡先は学校。


「あ…えっと3年B組の佐々木Aです。須藤先生居ますか?」

と言うと数秒後に須藤先生が出た。


《「おう、来たか」》
「はい。今到着しました。先生達の校門から入っても良いですか?正門には生徒がまだ沢山居て……」
《「分かった。んじゃ昇降口でな」》


と短い電話をしてから電話を切ると一応マナーモードにしてしまった。


「Aっちこんな苦労して入ってたんスね」
「堂々と居られないので……時々自分が馬鹿馬鹿しく思えます」


と苦笑しながらフードを被って少し早足で教師専用校門に向かった。

まぁでもどのみち目立つから意味ないんだけど……


後ろに紫原さんみたいなおっきい人が居たら嫌でも目立つ。
それもあってあんまし来てほしくなかったんだけどなぁ…

なんて苦笑しつつ教師専用校門に着くと昇降口じゃなく、校門に須藤先生が立っていた。


「5、4、3、2、1」

と時計を見ながらカウントをする須藤先生に後数メートルだから走った。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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希廃@凜(プロフ) - 閲覧ありがとうございました!コメ返したんで良かったら! (2015年11月24日 23時) (レス) id: f44098770f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます!!一度書くと止まらなくなってしまって(笑) 二人のラブラブ感は羨ましいです(笑) でも好きです(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編おめでとさんです!パッと見てみたら大量更新されていらっしゃったのでビビりました(笑)やはり二人のやり夢主ちゃんは癒されますね。更新頑張って下さい! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 希廃@凜さん» いえ!時間が空きましたらになってしまいますが、出来るだけ早目に拝見させていただきますね! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - たまきさん» ありがとうございます!!評価だけでなくお気に入りまで……!?本当にありがとうございます!! 一回書くと止まらなくなってしまって(笑)ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月23日 23時

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