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不登校*687 ページ39

‐赤司side‐


「私…赤司さんは本当に、本当に人として尊敬してるんです……!」

とAは僕の前に立ってそんなことを言う。


「人としても大好きで憧れですし、だ、男子としても大好き…です……!こんな面倒な私の相手をしてくれる赤司さんは本当に素晴らしい方だと思ってます…!」


と言っていくAは一体何を思って話していくのだろうか。
だが悪い気はしない。

いや、Aにこんなにベタ褒めされたら……ね?
それに恥じらいながらというところが更にAを可愛く見せている。


「え、えと…えっと…ですね…、そ、それで…えと……何を言いたいかと言えば…とにかくひたすら赤司さんが大好き…って事です……!!」


顔を赤くして訴えるA。

こういうことをされるからまた深くAに溺れていくのだ。


僕も単純な奴だな。
だがここまで愛せたからこそ、簡単に揺るぐ。


「ありがとう。僕も大好きだよ。でも大好きって伝えたいなら頬か唇が良かったかな」

と言うとAは顔を真っ赤に染めて僕を睨む。

Aは最大限で僕を威嚇しているみたいだけど、このAに怖さを求めるのは違う。
少なくとも口が悪くない限り。


「もう赤司さんなんて知らない…!」


と言ってAはテラスに出た。
この部屋からじゃなくテラスに出た。

テラスに出るということは怒ってる訳じゃない。
本気で怒ってたら部屋から飛び出ているだろうから。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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希廃@凜(プロフ) - 閲覧ありがとうございました!コメ返したんで良かったら! (2015年11月24日 23時) (レス) id: f44098770f (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» ありがとうございます!!一度書くと止まらなくなってしまって(笑) 二人のラブラブ感は羨ましいです(笑) でも好きです(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続編おめでとさんです!パッと見てみたら大量更新されていらっしゃったのでビビりました(笑)やはり二人のやり夢主ちゃんは癒されますね。更新頑張って下さい! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 希廃@凜さん» いえ!時間が空きましたらになってしまいますが、出来るだけ早目に拝見させていただきますね! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - たまきさん» ありがとうございます!!評価だけでなくお気に入りまで……!?本当にありがとうございます!! 一回書くと止まらなくなってしまって(笑)ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月24日 22時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月23日 23時

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