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不登校*601 ページ3

‐赤司side‐


Aは僕の腕に抱き付いて震えている。


「大丈夫。怖がらなくて平気だ」

とAの頭を撫でながら出来るだけ端を歩く。


「なんならタクシーで帰ろうか?」

と聞くと首を振る。
Aは今必死に頑張ってる。

無理してると言う方が正しいかもしれない。
でも僕に抱き付きながらでも歩こうとするから偉い。
自分を変えようとしていて、本当に強い子だろう。


比較的人が少ない道でもAはまだ震えている。


「大丈夫だから」

とAの頭を撫でていると前からAの家族が歩いてくるのを見つける。
Aの家族も僕に気付いて立ち止まった。

目を合わせてしまった…


「A、少しそこの公園に入ろう。君のご両親が居る」

と言うとAはピクッと反応して頷いた。
蒼太に目で公園に入るように言う。

この公園は人が全くと言っていいほど居ない。

だからこそ、ここに入ったのだ。


「A、少し待っててくれ。何か買ってくるから」

と言うと手を掴まれる。

「わ、私も…」
「…分かった。おいで」

Aの家族をチラッと見てから答える。


公園の前にコンビニがあるからコンビニで何か適当に買おうと思って行こうとしたら、Aが涙目で言うものだから許す他無いだろう。


「何がいい?」
「た、タピオカミルクティー……は駄目ですか?」
「駄目なものなんてないよ」


とAの言ったタピオカミルクティーを手に取る。
僕は紅茶でAのご両親はお茶でもいいか?

なんて考えながら手に持ちきれなくかごに入れる。

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設定タグ:黒子のバスケ , 不登校 , 木戸藍楽   
作品ジャンル:恋愛
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木戸藍楽(プロフ) - 扇さん» 一からなんてありがとうございます!!夢主ちゃんが誉めていただけると嬉しいです(笑) ありがとうございます!!頑張ります!! (2015年11月23日 23時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 最近この作品見つけてパート1からほぼ一気読みしちゃいました!夢主ちゃんがめっちゃいいこで私もこんな子になれたらなー、とか考えてました笑 まぁ無理ですけど笑 更新頑張って下さい! (2015年11月21日 15時) (レス) id: 15b4ebb32c (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - せとかさん» ありがとうございます!!夢主ちゃん誉めていただけると嬉しいです(笑) 結構文はグダグダですよ(笑) ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月21日 10時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
せとか - いつも読ませてもらってます。かわいい夢主ちゃんにとても癒されます。私もこんな文章書けたらいいのになって思います。これからも更新頑張ってください! (2015年11月21日 0時) (レス) id: c2d5b5d563 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 夏座敷さん» 私も書いているとき結構和んでて、赤司様の言葉(自分で作っている言葉だけど)にはいつも救われます(笑) 素敵なんて勿体ないお言葉ありがとうございます!それは嬉しいです!ありがとうございます!頑張ります!! (2015年11月19日 21時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年11月17日 17時

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