不登校*47 ページ49
‐黒子side‐
「ならこの本について語りませんか?」
「はい!!」
Aさんは元気よく頷いた。
自分の好きなものにはこんなに無邪気なんですね。
無邪気な笑顔を見せるAさん。
ちゃんとその様な可愛らしい笑顔持ってるじゃないですか。
それと赤司くんはさっきからチラチラとAさんを見ている。
Aさんの笑顔を見た時の赤司くんの顔は本当に優しかった。
「ペンネーム『ケイン』本名は書かれてない、けど登場人物にケインらしき人物が沢山いたのもこの作者さんの凄いところですよね!」
と身を乗り出すように話すAさん。
かなりの読書家じゃないと分からない表現、描写の工夫。
それを語っていくAさん。
話している内容は結構難しいのに、話している時のAさんは無邪気で子供らしかった。
「一番好きなシーンがケインが全世界に喧嘩を売ったところです!黒子さんは?」
「僕は初めの登場シーンとかの文がカッコいいなとは思いました」
好きなものを話すときは対人恐怖症は無くなっている。
ある程度話すと今度はAさんが話し掛けてきた。
「黒子さんの好きなジャンルはあるんですか?」
「僕は特に決めてないですね。面白そうだと思えば読みますし、僕に合いそうになければ読みません。あの気になっていたのですけど、どうやって本を買っているんですか?」
と聞くと少し暗い顔をしたから、聞いちゃいけないことだと思って焦っていると、
「蒼太に買ってきてもらうか、自分で買いに行きます。フード被ったり、極力人を見なければ大丈夫ですから」
「……僕にはもう普通に話せますか?」
「はい!黒子さんとはお話が合うようで…多分!」
「では試してみますか」
と立ち上がってAさんに近寄ってみる。
ベッドの上にAさんに近付いて手を伸ばすと目をギュッと瞑って震えだす。
とどうやらまだ会話のランクみたいです。
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木戸藍楽(プロフ) - (つд;*)さん» 人気順に載らずすみませんでした…!!シリーズ1は赤司様カラーにさせていただいているのですが……ありがとうございます!!では私は皆さんに飽きずに楽しんでいただけるように頑張ります! (2016年11月6日 9時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
(つд;*) - それくらい素敵な作品でした。長文失礼致しました…m(__)m (2016年11月6日 1時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
(つд;*) - 以前この作品を読んで、凄く印象に残り、また読みたいな~…と思って探していたんです。人気順で。てっきりお星さまは赤色だとばかり思っていたので…。これから私は評価いっぱいして、お星さまを赤色にしたいと思います!!いろんな人にこの作品を読んでもらいたい!! (2016年11月6日 1時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 優夢猫さん» 今は不登校生も多く夢主ちゃんのような悩みの方も沢山いらっしゃると思います。そんな方達の少しでもお力になれたらなと私は思います。コメントありがとうございました。いえいえ。そのお言葉が一番の励みになりますよ。これからも頑張ります! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
優夢猫(プロフ) - 続編も、これから見ていこうとおもいます。こんなことをいっても何もならないかもしれないですけど、これからも頑張ってください。応援しています。(長文失礼致しました。) (2016年3月22日 13時) (レス) id: 581d290152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年8月25日 2時