不登校*38 ページ40
‐赤司side‐
「は?そんなわけないだろ」
「でも赤司くんが人の心配なんてそうそうないよ?それもAちゃんだけ…」
と言われて何も言えなくなる。
は?僕がAを好き?
あり得ない。
でも顔が熱い。
桃井が変なこと言うから…
「僕はただあいつの目が似ていると思ったからだよ」
そうだ。
絶対に恋心なんかではない。
自分に言い聞かせた。
すると、
「そうッスか〜!よかったッス!」
と涼太がニコニコしながら言った。
ちょっとだけ嫌な予感がする。
「俺多分Aっちの事好きになっちゃったッスから。赤司っちが好きだって今言ってくれたら諦めようとしてたんスけどね!」
「えぇ!!?きーちゃんAちゃん好きになっちゃったの!!?」
涼太は桃井の「はいッス!」と答えた。
別に僕に関係する事ではないのに。
「涼太。Aを好きになるのはお前の自由だが、ちゃんとAの事を考えた上でAに近付けよ」
「分かってるッスよ。そんなガツガツ行って嫌われたらもとの子もないッスから」
と話していて今更気付いた。
僕等の近くにはAの弟の蒼太がいる…と。
蒼太を見ると視線は床にあった。
「まぁ別に姉ちゃんに惚れるのは沢山居るし。珍しい事でもねーけどさ。
姉ちゃんあれでも小学校までは学年トップだったから、成績よくて、可愛い顔してれば男は寄ってくる」
「学年トップって…スゲーな」
と大輝が言うと蒼太は大輝を見た。
「俺には塾や家庭教師を付けるのに、姉ちゃんにはそんなことしなかったんだ。姉ちゃんは自分だけの力でトップになったんだよ。
姉ちゃん本当は凄いんだよ!頭もよかったし、努力家だから……」
「その"努力"がAを駄目にしてしまった…のにな」
と僕が言うと今度は僕を見た。
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木戸藍楽(プロフ) - (つд;*)さん» 人気順に載らずすみませんでした…!!シリーズ1は赤司様カラーにさせていただいているのですが……ありがとうございます!!では私は皆さんに飽きずに楽しんでいただけるように頑張ります! (2016年11月6日 9時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
(つд;*) - それくらい素敵な作品でした。長文失礼致しました…m(__)m (2016年11月6日 1時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
(つд;*) - 以前この作品を読んで、凄く印象に残り、また読みたいな~…と思って探していたんです。人気順で。てっきりお星さまは赤色だとばかり思っていたので…。これから私は評価いっぱいして、お星さまを赤色にしたいと思います!!いろんな人にこの作品を読んでもらいたい!! (2016年11月6日 1時) (レス) id: f461286a31 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 優夢猫さん» 今は不登校生も多く夢主ちゃんのような悩みの方も沢山いらっしゃると思います。そんな方達の少しでもお力になれたらなと私は思います。コメントありがとうございました。いえいえ。そのお言葉が一番の励みになりますよ。これからも頑張ります! (2016年3月25日 0時) (レス) id: 3693b8335e (このIDを非表示/違反報告)
優夢猫(プロフ) - 続編も、これから見ていこうとおもいます。こんなことをいっても何もならないかもしれないですけど、これからも頑張ってください。応援しています。(長文失礼致しました。) (2016年3月22日 13時) (レス) id: 581d290152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2015年8月25日 2時