さつきの影は現役誠凛高校男バスマネージャー *3*

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まさかばれているなんて思わなかった。



実際…9割はガチデやっていた。
毎回やるたびに、本気全開でやったところで勝てるわけがないとまで思っていた。
むしろこんな事言われるなんて思いもしなかった




思わず立ち止まってしまった私に、状況がつかめていない、涼ちゃん以外の海常の方々は私を不思議そうに見る。



動きたいのに体が動かないよ…




どうすればいいの？





と考えているとき
今となっては馴染んだ足音が鼓膜を揺らした。



火)おいっ！！



A)！！え…なんで



黒)…迎えに…着ました…。翠園寺さんが適当なこと言って部活に来ないから…監督機嫌悪くて…3倍でした…




どよ〜んとした空気を漂わせて黒りんは私を見る。



え〜？そんなに適当だったかな〜



黄)Aっち、昔っから勝手に抜けて赤司っちに怒られてたじゃ無いっスか



A)あの頃よりはマシじゃない？あの頃はホントに何も言わなかったもん



火)だとしてもだ！「今日は海で常に人が踊ってるらしいんで行きます」ってなんだよ！



A)ちゃんと、行先伝えたでしょ？


黒)文字で表さなきゃ通じません。



黄)海で常に人が踊ってるって…


笠)発想が理解できねぇな



A)いいじゃない、伝えてるんだから




黒)〜とにかくもう行きますよ！




黒りんが私の手をつかんで体育館玄関へと引っ張った。

79→←おさらい設定！！初回と少し変わったことがあります！主人公も成長してるんです！ww

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