黄瀬のお姉さんは【喰種で人間】なんだってさ【2story】

〜as a human〜 49stories ページ7

｢ディフェンスー!!!｣


｢守れ守れ!!!｣


｢守るんじゃないｯ!!攻めてｯ!!!｣


確かに、もう時間がない…！


｢っ…｣


幸男がシュート!?これが、入ったら……勝てる！


｢ッ！｣


くそ、火神がボールを叩いた！これで、シュートは入らない！


｢うおおおおっ!!｣


メガネ主将の投げたボールは火神とテツヤの所へ向かっている。


｢抜かせるなァ!!｣


後、5秒程……。ギリギリの逆転となるのか……。それとも…？


｢……｣


「涼太ｧ！止めて!!」


もうこっちまで必死になっちゃうじゃん。


｢黒子ォ！｣


｢黒子っちにシュートは無い。2人だったら火神にリターンするしか無いッス｣


そうやって確信するのは止めた方が…


｢ｯ!?シュート！？｣


え、黒子君がシュート…!?


｢っじゃねぇ！アリウープだ！｣


｢させねぇっスよ!!｣


な！同時に跳んだのに涼太の方が落ちてる…!?


｢テメェのお返しはもう要らねぇよ！何故なら……ｯ!!

これで終わりだからなｯ!!!｣


ピーッという長い長いホイッスルが広い体育館内に鳴り響いた。


それは波乱な40分への幕締めと海常の負けを示す合図だった。

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