黄瀬のお姉さんは【喰種で人間】なんだってさ【2story】

〜as a human〜 48stories ページ6

…黒子君がいた時程じゃないけど中々やるね、誠凛さん。


｢第2Ｑ。残り1分半…｣


｢っ……カントク、何か手とか無いんですか？｣


日向君の集中力も切れかけてるし。でも、手があれば、リコならやってるだろうし…


｢前半のハイペースで策とか仕掛ける体力残ってないのよ！せめて、黒子君がいてくれたら…｣


黒子君か……


｢……分かりました。…おはようございます。じゃあ行ってきます｣


｢ちょっと！何言ってるのよ！｣


｢でも今行けってカントクが…｣


｢言ってない！ただれが漏れただけ！｣


｢じゃあ出ます｣


｢おい！｣


しっかり休んでおいた方が良いと思うんだけど


｢…僕が出て戦況が変わるならお願いします。それに、約束しました。火神君の『影』になると…｣


｢はぁ……分かったわ。ただし、ちょっとでも危ないと思ったらすぐ交代します。｣


へぇ出すんだ。これで、戦況は変わるかな？




小金井君と黒子君が交代か…。


｢…｣


｢…｣


｢…行くぜ｣


｢はい｣


ーーー
ーー
ー


｢＿＿ｯ!!｣



｢うおおおお！！｣


黒子君が出た事で状況が変わったね


｢慣れかかってたのに元の薄さに戻ってやがるｯ!?第2･第3Ｑ丸々引っ込んでたからか!!?｣


もう少しで同点だし、本当にヤバイよ…！


｢82対80!!?嘘だろ！｣


｢は？同点！同点だ!?｣


ウソ…同点……!?


｢黄瀬ェ!!｣


｢っ！｣


｢黒子ｯ!!｣


…黒子君のバックチップが失敗!?


｢うおおおお！！｣


涼太はこれでも『キセキの世代』だからね。簡単には勝てないよ。


｢俺は負けないっすよ。誰にも……黒子っちにも！｣


｢全員気入れろ！ここから試合終了まで第1Ｑと同じ点の取り合い！弾丸勝負だ！ディフェンス急げ！｣


｢日向君！急いで！水戸部君もっと走る！｣


｢火神ー！！｣


｢いけいけー！｣


残り2分…。


完全に点取り合戦だね…


｢くそっ！しぶとい！いくぞ！｣


｢時間ねぇぞ！ここでボール取れなきゃ終わりだぞ！｣


｢火神君！ココを取られなければ黄瀬君にコピーされない方法が1つだけあります！1回きりの簡単な手ですが…｣


後10秒……

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