黄瀬のお姉さんは【喰種で人間】なんだってさ【2story】

〜as a ghoul〜 63stories ページ21

《黄瀬涼太side》


今日は部活も無いから20区の捜査官の皆様と一緒のお仕事っス！


もう何回も一緒に仕事してるっスけど緊張するっスね


「720番、722番は特に動きなし

721番は昼食に食品詳しくは資料を飲み物にホットコーヒーです」


「…食品…喰種の可能性は薄いっスね」


「表情変化無し。化粧室の利用もないか…

注文のコーヒーが気になる所だな。引き続き要調査」


やっぱり皆さんの言葉は淡々としてて尊敬するっス


「723番はどうですか？20区の担当方」


「は…はい。被疑者は電車を使って5つ目の駅で下車。

さらに移動しB地点へ移動。1度は見失いかけましたが……

資料C地点【石碑のようなもの】の前で再確認

十数分の滞在後、徒歩で移動を開始。知人の車に乗り合わせ帰宅した模様です。」


「……車のナンバーは？」


「えっと、すみません。確認してません…」


それでも、こんなに情報を集めれるなんて凄いな…


「それと石碑は実際は墓では？埋蔵品に696番の喰種との関連性な見出されば723番は喰種と確定される

何故そこまでやらなかったんです？」


「あ、亜門さん！流石にそこまでは…」


「そうですよ！私に墓を漁れと!?そんなことっ…倫理に反していますよ…！」


「本局と我々とではやり方が違うんですよ」


「倫理…？

『倫理』で悪【喰種】は潰せません

我々は正義【捜査官】。我々こそが『倫理』です」


「…ｯ!」


やっぱり亜門さんは凄い…！俺も亜門さんの様な喰種捜査官になりたい！


今まで生きた中で1番尊敬している人間っス！


俺も1人前の喰種捜査官になって父さんや姉ちゃんを守れる様になりたいな…。

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