Being with you Ⅵ【鬼滅の刃】【時透無一郎】 (ページ31)

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真実ページ31

「リアーナ…？？」

「…」

リアーナはポカンと口を開けて驚く顔をする私を見て、悔しそうな表情を浮かべた。

「…玄弥」

玄弥「どうした」

「お願いがあるんだけど」

玄弥「ん？」

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「どうして…どうして私を誘拐したの？」

「…やっぱりあなたはバカだわ。バカすぎる。その臓器をお金にするためよ」

「…！！！！」

「私のボスは目的のためならなんだってやる。人の命なんて惜しむことないわ」

「ボスって…ディランのこと？」

「ええ。あの人があなたを妻にして、大事にしてた理由わかる？

…日本人というだけでも高く売れるのに、その中でもあなたの血は稀だったのよ。臓器も頑丈。その上美人。これ以上にいい条件がある？？

傷一つつけずに、最高値で売るためよ」

「え、私妻にされてたの？」←

「「え」」←

玄弥が私の日本語を英語にし、リアーナの英語を日本語に訳し、初めて成り立った会話が一瞬にして止まった。

リアーナも含め、その場にいた私以外の3人が石でも打たれたようにぽかんと口を開けたまま止まっている。

ん？？私なんかいった？？

玄弥「A…お前マジで…」

そう言って隣に立っていた玄弥が頭を抱えた。

そのときだった。

善逸「ふぅーん。

誘拐した上に臓器売買…その上勝手に妻にしちゃったわけ…？？？

俺がAのことを諦めるのにどんだけ苦労したと思ってんの？え？知らない？

そりゃあそうだよなぁ、言ってねぇし？

だけど俺の大事なAを勝手に妻にした上にあーんなことやこーんなことをしたとなれば、骨折や打撲じゃ許してやれそうにないなぁ～。

お前をここで殺って、またあっちに戻ってあの下衆どもをやらないとなぁ。

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死ネェェェェェェェェ！！！」←

その目は完全にイッていた。←

しかもどこに隠し持っていたのか、さっきまで手に持っていた鉄棒はどこへやら、本物のナイフを手にしている。

…てか善逸、私のこと諦めるって…あの告白はマジだったの！？←

そんなこと知らずに私…。
↑
膝枕やらその他もろもろ思い出している。

…いや、今はそれよりも目の前の善逸を止めねば。