Being with you Ⅵ【鬼滅の刃】【時透無一郎】 (ページ22)

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ギャング【善逸side】ページ22

「Hey, what are you doing here!!!?

Wait, .....a kid....??Girl....?」

目の前に突然現れた少年に目をパチクリさせる誘拐犯たち。

「Where is my lady?」

そんな彼らを他所に、低い声でそう呟いた時透くん。

うわぁ…怒ってるよ…時透くん怒ってるよ…。

あいつらがなにか話してたのはわかるし、音で悪いことを企んでることまではわかったけど、内容まではわからない。

だって俺も英語苦手だもん！！！←

「You couldn't hear??
....Where is my lady!!!!!!」

時透くんは少し小馬鹿にしたような笑みを浮かべた後、凄い形相で誘拐犯に向かって叫んだ。

「Lady....oh, you mean, that bitch??」

今ビッチって言った！？言ったよね！？

俺は英語苦手だけどそういうのだけはわかるよ！？

なにAのこと勝手にビッチ扱いしちゃってんの！？

腹が立って勝手に足が動いていた。

「俺の大事な家族を侮辱するな！！！！！」

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「Haha, okay, I understand. You came here to take that bitch back....You guys are princes for that bitch.

.....interesting.」

そういって無駄にかっこいいその誘拐犯は不敵な笑みを浮かべ、指を鳴らした。

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一瞬にして、すごい数の黒服男たちに囲まれた。

みるからにしてギャングだ。

善逸「うわぁぁぁぁ、やっぱりこうなるのねーーーー！！！！！！」←

俺は泣き目で叫んだ。

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「Have fun」

リーダー格の男は再び不敵な笑みを浮かべ、俺たちに背を向けて暗闇に消えようとしていた。

無一郎「…行かせない。

…いくよ、善逸」

背中から聞こえた時透くんの声は誰よりも漢で、

俺の背中をバシンと叩かれるような感覚が走った。

善逸「…やらなきゃ…な！！！！」

涙を拭い、俺たちを囲むギャングに集中した。