3年A組の猫羽さん にっ！

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？｢おい、やめとけ。怪我すんぞ｣









袖を伸ばしてもう一度ドアに触れようとした茅野ちゃんに、準備室から止める声がかかる








｢……｣







茅野｢中尾くん…？｣








あーあ、一颯くん……









キミはビックリ箱なんかじゃなかった……









｢ただの…箱…？｣









……まあでも、たかが教師がなんでこんな事してるのか…









そこだけはまだ、楽しそう…？









椅子から立ち上がり、美術室を出る










教室のドアに寄りかかり、話を聞く










うんうん、、いい友情だね……













｢いいな…｣









ちょっと羨ましかったり……なんてね










柊｢必死に縋っても駄目な時はある。







どうにもならない事だって山ほどある｣












…………一颯くん、それは…＿＿











｢僕の事かい…｣








縋っても…あの人は何も変わらなかった……











＿＿＿｢時間を…ください。10日だけ、私に自由な時間を……｣








＿＿＿｢帰ってきたら…その時は…＿＿｣










自分の言葉を思い出して、唇を噛み締める











柊｢甘えてんじゃねぇぞ…お前は景山の人生を狂わせた一人なんだよ







遅いなんて言わせない。景山の為にも真実を明かして、明日と戦え！








抗え！もがいて掴め！！生きてるお前には……それが出来るんだよっ｣












｢っ…戦う……｣








れーちゃんの為に…？










｢……僕に…出来ること…｣












そんなもの…あるのかな

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