3年A組の猫羽さん にっ！

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中では男子達が掴み合いの喧嘩…をしている








諏訪｢どうしたの？｣







｢なんか、人増えてる…｣









さっきまで瀬尾くんだけだったのに…他にも外に出たい人居たのか…









兵頭｢どうやって残るって言うんだよ！！相手は警察だぞ！お前らバカなのかよ！！｣










真壁｢それは…｣









コツコツと兵頭くんの前に歩み寄り、ふっと笑う









｢爆弾…使っちゃう？｣








秋庭｢ちょっと待って、猫ちゃん…爆発させるってこと？｣








｢そうだけど？｣








秋庭ちゃんを見て返事をする








花岡｢流石にそれはやりすぎじゃ…｣









｢……｣








逢沢くんに視線を移し、パソコンを指さす









逢沢｢威嚇するだけ…脅して撤退させる…？｣









｢そーいうこと｣








瀬尾｢ふざけんなっ｣









僕の前に立ち、瀬尾くんは僕を見下ろす








瀬尾｢…今爆発させたら威嚇だろうがなんだろうが、俺らも共犯になっちまうんだぞ！？｣









｢……｣








腕を組んで瀬尾くんの話を聞く









瀬尾｢これでスポーツ推薦がパーになったら誰が責任取ってくれんだよ！






こんな事で人生台無しにしたくねえんだよ！よく考えろ！｣









｢……あーうっさい…｣









グイッと瀬尾くんのネクタイを引っ張り、引き寄せる









｢アンタの人生がどうなろうと僕は”どうでもいい”んだけど？‪｣









そう言ってドンッと突き飛ばす









瀬尾｢っ…！？今は正義感に駆られてんのかもしんないけど、後で絶対後悔すんぞっ！｣









｢…しないよ。僕はここで動かない方が後悔する……








それに、僕には”後”なんて無い｣








真っ直ぐ、瀬尾くんの目を見る









兵頭｢…おい、諏訪｣









兵頭くんは、諏訪ちゃんに近づいて質問する









兵頭｢警察に楯突いてまでも、ここに残る理由をお前は知ってるのか？｣









全員の視線が諏訪ちゃんに集中する









……どうせ言わないでしょ









諏訪｢私は……




















何も知らない｣










……やっぱりダメか










僕は逢沢くんの所まで行き、パソコンを覗き込む










｢あーあ……来ちゃった｣

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