青春謳歌したいのです！【初めて恋をした日に読む話】

コレが合コン… ページ18

店内に入ると5人の女の子が座って待っていた







｢……僕のタイプじゃな…むぐっ！？｣








前に座っていたナラが勢いよく振り向いてきてリンの口を抑える








ナラ｢…｣








｢さーせん……黙ります｣









お口にチャックして聞き耳を立てる









エンドー｢ごめんねー遅くなって！あ、えっと、俺エンドーよろしく






で、コイツがナラ｣








ナラ｢特技、けん玉っす｣









｢ぶっふっ‪w｣









順子｢リンリン！？｣









アイスティー口から出るかと思ったわ…








エンドー｢で、大食いなのがカブ｣








カブ｢ハンバーグ！｣









エンドー｢で、物にしか興味無いのが木佐｣








ねえ、木佐それどっから持って来たん？？









エンドー｢で、気が遠くなってんのか匡平｣










………クソみたいな紹介だな、おい









美和さん、そんなんで褒めていいのか？









ほら、JK達も”何あの人？”みたいになってるからね









｢はぁ…｣








順子｢リンちゃんは参加しないの？｣








｢リン、同年代の子達あんまり好きじゃないからいいのっ｣









お姉さんの向かい側に移動してニコニコと笑う









美和｢じゃあ、お互い第一印象で作戦タイムー！｣








順子｢合コン部顧問かっ！｣







美和｢女によっちゃ身滅ぼすよ！順子の生徒の相手なら私が見極めないと！順子には無理でしょ？








それに、リンの友達だもんね｣









｢んへへ〜｣









順子｢リンちゃんって南高通ってるの？｣









｢んー。そだよー｣









美和｢えっ！？男子校唯一の女の子ってリンなの？｣








順子｢ご両親心配しないの？｣









｢んー、むしろOK？何かあったとしてもそれはリンの責任だからね〜｣









ズズーっとアイスティーを飲む










｢それに、リンの親もういないし｣








コップを置いてニコッと笑うと二人は顔を合わせて困った表情をしてる









やべ、話し過ぎたかな…？









｢…それより順子お姉さんは、恋とかしてないの？｣







順子｢うっ…｣








美和｢……そうなの〜初恋もまだなんだよ！｣









｢リンもまだだよ〜同じだ〜｣









美和｢え、意外……あ！ねぇねぇ、なんて書いてあったの？15の自分からの手紙｣

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